2012年6月17日日曜日

【ご案内】 ぶらり箏教室の旅~新潟編~

昨年12月の“ぶらり箏教室の旅~墨田区編~”に続いて、今日は新潟編です。
新潟県内には私の教室が二ヶ所あります。新潟市中央区紫竹山と新発田市城北町です。

今日は新潟市中央区紫竹山の教室へ向かってぶら~り。

ぶらりの出発地点はJR新潟駅。新潟駅は、上越新幹線・越後線・白新線・信越線が乗り入れています。新幹線なら湯沢や長岡から、越後線なら柏崎や出雲崎・吉田から、白新線なら村上や、新発田・豊栄から、信越線なら津川や五泉・新津からアクセスできます。

今日は新潟駅の南口に出ます。こちらの出口は再開発されて、ちょっと無機的な雰囲気です。

駅に向かって右を見るとビッグカメラ。

後ろを見るとPLAKA1・2・3と、31階建てのLEXN(レクスン)があります。


そんな南口から歩いても20分くらいですが、今日はバスに乗りましょう。ロータリーの1番乗り場のバスに乗ります。ここに来るバスなら、どこ行きに乗っても大丈夫!

さぁバスに乗りましょう!新潟交通のバスです。ちなみに天井の赤は日本海に沈む夕日を、青のラインは日本海、車体のシルバーは雪を表しているんです。

市内均一料金ではないので、乗る時には整理券を取ってくださいね。後乗り後払いです。
全部のバスがそうなのかは分かりませんが、都バスよりシートがふかふかで気持ち良いです(笑)

新潟駅南口→笹口二丁目→笹口大通→鐙→紫竹山の順です。紫竹山に着いたら整理券と200円を料金箱へ入れてバスを降ります。


バス、さよなら~。

バスを降りたら少し戻り・・・

一つ目の信号(弁天線と紫鳥線の交差点)を・・・

左折します。

そして2・3分歩きます。見えてくるのは、まずうどんの“丸亀製麺”

そして、とんこつラーメンの“きんしゃい亭”

道路を挟んで、お酒が安い“酒のやまや”

そして“原信紫竹山店”の看板。

この交差点を左折します。この辺り、私が小さい頃は田んぼや自動車学校があってのどかだったのですが、今は賑やかです。特に24時間営業のスーパー原信は、さながら実家の冷蔵庫代わり。

左手に原信とコジマ電気、右手にはマツキヨがあります。


原信の角のこのガード、国道8号のバイパスです。ここはくぐらずに・・・

右折します。ただし車の方は一方通行ですのでご注意!


角から3軒目が新潟教室です。看板が出ていますのですぐ分かると思います。
実際には電話番号等も書いてありますが、ここでは秘密(笑)

さ、お箏の稽古をしましょう!!





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2012年6月10日日曜日

【日常】 梅雨入り

東京地方は昨日梅雨入りしました。ジメジメした季節へ突入です。気温が高くて暑いのは仕方ないですが、気温は低いのに湿度が高いのは勘弁してほしいです。節電しなくてはいけないのは承知してますが、電車やバスは快適な温度にしておいて欲しいものです。

梅雨入りした途端、今日は午前中は爽やかでとてもよい天気。綿菓子のような雲が列をなしていたので画像を撮ってみました。さんさんと降り注ぐ陽の光に照らされてなんともきれいです。




ところが午後からは蒸し暑く、厚い雲に覆われて雨も降り、やっぱり梅雨なんだな・・・と実感。
ただ、これからの時期の楽しみといえば紫陽花くらいのもんですね。街を歩いていると立派な紫陽花を見かけるようになりました。その画像はまたアップします!

皆さん、鬱陶しい梅雨を乗り切りましょう!




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2012年6月6日水曜日

【日常】 6月6日は“邦楽の日”

今日6月6日は“邦楽の日”です!
昔から習い事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われています。そんな事で、昭和60年に東京邦楽器商工業協同組合の前身である東京邦楽器商組合が制定したんです。
行儀の基礎として、この日から三味線や箏を習いはじめる子供が多かったそうで、そのような事から、今日6月6日は「楽器の日」や「お稽古の日」、「生け花の日」でもあります。

では、芸事を始めるのがなぜ6月6日が良いのかと言うと・・・

手で数字を数える時、どうやって数えますか?おそらく親指から順番に指を折って数えると思います。で、「5」までは指を曲げますが、「6」からはどうでしょう。逆に小指から指を立てますよね?そこから「子が立つのは6」という縁起を担いで、芸事始めは6歳の6月6日となったという一説があります。

なるほどなるほど。  

ちなみに、「飲み水の日」「ロールケーキの日」「ワイパーの日」「ローカロリーな食生活の日」「かえるの日」「ひつじの日」「コックの日」そして「恐怖の日」でもあるそうです。
語呂合わせや「6」という数字の見た目からきているものが多いようです。
それから、4日後の6月10日は私の日です。「武(6)藤(10)の日」(笑)
私の本名は全て数字で表せます。ムトウヒロシ→610164

今日はくだけた内容の日記でした。

画像の無い日記は寂しいのでので、自己満足の画像を一枚・・・

失礼しました~



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2012年6月4日月曜日

【演奏会報告】 都山流尺八演奏会

昨日6月3日(日)、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館能楽堂で、都山流尺八新潟県支部の演奏会が開催されました。天気がとてもよく、絶好の演奏会日和となりました。
能楽堂という独特の雰囲気の会場で気持ちよく演奏することができました。
昨日演奏したのは、中能島欣一の『ひぐらし』と『赤壁賦』の2曲。

まずは、『ひぐらし』。昭和2年の作曲で、中能島欣一が伊香保に旅行した際の、夕立がはげしく降る情景と、雨がやんだ後の夕暮れとひぐらしの鳴く声のさわやかさを表現した、まるで一枚の写真をみているような素敵な曲です。
尺八は早川絆山師の都友会さん。

続いて『赤壁賦』。昭和9年の作曲で、作詞は松本一太。中国宋代の詩人蘇軾の「前赤壁賦」の自由訳となっています。箏と尺八のソロに始まり、月明らかに星稀に、南に飛ぶや鵲(かささぎ)の・・・と唄い出します。仲秋の名月の晩に、古戦場である赤壁を流れる長江に舟を浮かべ、蘇軾が友と盃を交わしながら語り合っている様子を、二箇所の合の手(器楽部分)をはさんで唄います。山田流の古典の雰囲気を重要視した曲になっています。
尺八は松澤剣照山師の剣照山会さん。ソロを吹いたのは、先週の私の会で『さらし幻想曲』を吹いてくださった松澤茶照さん。とてもきれいな音色でした。


この会で山田流が出演するのは、今回の私たちが初めてということで、大変光栄でした。

演奏が終わって、能楽堂ロビーにある枯山水の中庭をバックに記念撮影。逆光ですが・・・


無事演奏会が終了し、会場をチサンホテルに移して懇親会が行われました。

美味しいお料理と美味しいお酒、そして楽しいお話に花が咲きました。今回の懇親会は、出席者が尺八の方なので、ほとんどが男性。さらに『赤壁賦』でご一緒した剣照山会の皆さんは日本酒がお好きな酒豪が多く、いつものことながら、たくさん注いでいただきました。特に斎藤照雲山師は注ぎ上手で、ついつい飲んでしまいます。さらに、中〆で帰ろうと思っていたのですが、「武藤先生は帰っちゃだめだからね!」と言われ、図々しくも残ってさらに飲み・・・(笑)
会場がそろそろという事で、最後に酒豪のお三方と記念写真。全員かなり出来上がっています。

左から、田巻照顧山師・斎藤照雲山師・私・肥田野照珠山師

この四人で、新潟駅南の“欅家”という小洒落た居酒屋に場所を変えて二次会。さらに日本酒が入り、久しぶりに酩酊しました。9時過ぎに帰宅したようなのですが、ちょっと記憶が曖昧です(笑)
とにもかくにも全力で演奏して、お酒が入って楽しい時間を過ごして・・・とても幸せな一日でした。
皆さんありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!




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2012年6月1日金曜日

【演奏会報告】 山田流箏曲 武藤松圃の会 第五回

先週25日・26日、第五回になる私の演奏会は無事終了しました。ご来場いただきました皆様、大変有難うございました。
一昨年の秋に一人では乗り越えられないような出来事があったり、昨年は未曾有の大震災が発生したりで、演奏会を開く気力が出ずに昨年はお休みしてしまいましたが、たくさんの方にご支援・ご声援をいただき、今回再スタートをする事ができました。
無事に終えることができたのも、ご助演くださいました諸先生方、お手伝いをしてくださったスタッフの皆さん、そして応援してくだる皆様のおかげと感謝申し上げます。
終演後、なんとも言えない充実感・達成感で感無量でした。

両日ともにたくさんのお客様が足を運んでいただき、演奏に耳を傾けてくださいました。
当日の写真を御覧下さい。

ここが燕喜館です。


初日の25日はあいにくの雨。しかし雨も風情があるものです。


今回は25日と26日で舞台と客席の位置を変えてみました。上が25日、下が26日です。


より多くの方に演奏者を近くで見ていただくには下のレイアウトがよいようです。次回からはこのパターンでいきます!

今回のテーマは「現代邦楽 箏の巨人 ~宮城道雄と中能島欣一~」
この二人は、大正・昭和期を代表する箏曲家であり、作曲者であり、教育者でした。宮城は明治27年生まれで、中能島は明治37年生まれ。10歳違いで、同時代の箏曲界邦楽界を大きくリードしました。そして、現在でも多くの演奏家の目標であり憧れの的となっています。
“情緒的で旋律の宮城”と“理性的でリズムの中能島”。この対照的な二人の作品を交互に聴いていただきました。

まず、ごあいさつを兼ねて今回の演奏会のコンセプトを説明しました。上は25日、下は26日。


まず、独奏曲で二人を比較。中能島の『三つの断章』と宮城の『ロンドンの夜の雨』。

続いては箏二部の合奏曲で比較。中能島の『初夏の印象』と宮城の『水の変態』。『水の変態』では生田流正派で、新潟市三曲連盟会長・箏曲真和会を主宰されている真田雅晶師にご助演願いました。上は25日、下は26日。


そして最後は中能島の『さらし幻想曲』。画像は26日のものです。この日は弾き始めてすぐき三弦の糸が切れてしまうハプニングがありました(笑)
元来は箏・三弦・フルートのために作曲されたのですが、フルートは尺八でも演奏される事があり、今回は都山流の松澤茶照さんにお願いしました。



二日間無事終了し、ホッとしたところで真田先生と写真を撮っていただきました。真田先生には、この会でも第三回からご助演いただき、また新潟市三曲連盟やその他の演奏会でも大変お世話になっていて、勝手に姉のように慕っています。ありがとうございます!

久しぶりに演奏会を主催し、今週はドッと疲れがでています(笑)。この日記ももっと早くに書こうと思っていたのですが、今日になってしまいました・・・

翌27日はとても天気がよく、ちょっと動くと汗ばむ陽気。のんびりと新潟観光をしました(笑)
まずは、越後七浦シーサイドラインを走り、スカイツリーと同じ高さの弥彦山へ。


スカイツリーと同じ高さを猛アピールしていました(笑)



その後、アクアデザインアマノのネイチャーギャラリーへ。癒されます。
http://www.adana.co.jp/jp/welcome.html


その後は“道の駅 新潟ふるさと村”へ。新潟名物たれカツ丼を美味しく食しました。


最後は朱鷺メッセの展望デッキから市内を。真ん中を流れるのが日本一の大河“信濃川”。手前から柳都大橋・萬代橋・八千代橋・昭和大橋が架かっています。右手は日本海、左奥には先ほど行った弥彦山が見えます。

そして日本海に沈む夕日。これは値千金の眺めです。

新潟に住んでいてもこんなに動き回る事はないだろうという行程で観光し、東京に戻ってきました。

さて、「山田流箏曲 武藤松圃の会」、これからも様々な企画をして、第六回・第七回・・・と皆様に楽しんでいただける演奏会を開いていきたいと思っています。これからもご支援・ご声援のほど、どうぞよろしくお願い致します。




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