2012年10月21日日曜日

【告知】 琴の音は海を越えて~日韓両国の伝統音楽の夕べ~

いよいよ秋らしくなって、まさに“芸術の秋”です。
10月30日(火)に行われる、ちょっと異色な組み合わせの演奏会のご案内です。


琴の音は海を越えて ~日韓両国の伝統音楽の夕べ~
イ・スジン 伽耶琴の華麗なる響き


日時   平成24年10月30日(火) 午後6時開演(午後5時30分開場)

場所   新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ 能楽堂

入場料 2,000円

出演   李 秀眞・徐 元淑・高 禹錫・崔 輝仙(韓国)
     武藤 松圃・松澤 茶照(日本)

曲目   千年万歳・伽耶琴散調・伽耶琴と洋琴の二重奏<7つの冒険物語>
     夢遊桃源図を眺める3つの視線
     25弦伽耶琴独奏のための「黄から幻想」(韓国)
     四季曲・春の海・三つの断章(日本)

主催   新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部

講演   大韓民国新潟総領事館・韓国文化芸術委員会
     新潟日報社・BSN新潟放送




韓国の伽耶琴と、日本の箏を対比して聴いてみよう、という演奏会。伽耶琴の演奏を生で聴く機会は滅多にないと思います。

韓国側は、イ・スジンさん(伽耶琴)、ソ・ヴァンスクさん(太鼓)、コ・ウソクさん(笛)、チェ・フィソンさん(洋琴)。日本側は私と松澤茶照さん(尺八)です。

何を演奏しようかいろいろ考えましたが、古典曲として、箏曲の基本である組歌から、近代箏曲の祖と言われる八橋検校が作曲した『四季曲』(しきのきょく)、また韓国で暮らしていた事もある宮城道雄の代表曲『春の海』、そして中能島欣一の『三つの断章』の3曲を演奏します。
私の出番は7時頃の予定です。

日韓の間では現在様々な難問が横たわっていますが、そういう時だからこそ、このような文化の交流を通してお互いを理解し合う事は、とても意義があると思います。

皆様のご来場をお待ちしています。チケットをご希望の方は、私のホームページのお問合わせからご連絡ください。郵送や、当日受付での取り置きをさせていただきます。




武藤松圃HP
http://www.symphonic-net.com/mutoshowho/