2013年12月11日水曜日

【日常】ハム騒動

先日近所のとあるスーパーで買い物をしました。そこで買ったもののうちの一つにハムがあります。4枚1組で、それが4組セットで売っているものです。皆さんもよくお買いになるのではないでしょうか?
帰宅して冷蔵庫に入れる際に「ん?なんだこれ?」
一番上と二番目のパッケージに穴があいていて、中のハムが欠けていたのです。
こんな感じ。四角で囲ってある部分です。


どうもネズミか何かがかじったような感じです。
よく行くスーパーだし、もしネズミだとしたら、そんな状態で商品を管理している状況は問題だと思い、店ではなく本社に伝えたほうが良いだろうと、状況をメールしました。
すると翌日お店の方から連絡があり、返金と商品交換、そのハムの受け取りに家に来ました。「調査してまたご連絡します。」と。

数日後連絡がきたのですが、やはりネズミだったそうです。

賞味期限や消費期限、商品の状態はよく見て買うようにしていますが、パッケージを確認して買うというのは頭になかったなぁ・・・。しかもこんな派手にやられているのに気付かなかった自分を反省。まさかネズミがかじってるとは思いもつかないし。
誤表示や偽装を見抜くのはなかなか難しいですが、目に見えるものは、よく確かめて買うようにしたいと思います。

皆さんも気を付けて買い物してくださ~い!


武藤祥圃HP

2013年12月7日土曜日

【演奏会報告】越の風2013

11月30日(土)に新潟市中央区のヤマハミュージックリテイリング新潟店内にある「スペースY」で、越の風2013が開催されました。日本作曲家協議会に所属する作曲家の内、新潟に縁のある作曲家の新作が発表される演奏会です。


演奏された全9曲は以下の通りです。

多田望美作曲
〈ぼんぼり〉フルートとピアノのために(初演)
市橋靖子(フルート)・鈴木賢太(ピアノ)

濱地潤一・福島諭作曲
《変容の対象》2012年版より(初演)
五十嵐文(サックス)・品田真彦(ピアノ)

村尾幸映作曲
7813ピアノ三重奏曲(初演)
廣川抄子(ヴァイオリン)・渋谷陽子(チェロ)・鈴木賢太(ピアノ)

後藤丹作曲(詩・立原道造)
歌曲集《みまかれる美しきひとに》(独唱初演)
1.歌ひとつ 2.やがて秋 3.わかれる昼に 4.みまかれる美しきひとに
北住順子(ソプラノ)・小黒亜紀(ピアノ)

アルビーナ・バソーヴァ作曲
ピアノのための小品集
品田真彦(ピアノ)

木下大輔作曲
弦楽三重奏曲(初演)
廣川抄子(ヴァイオリン)・佐々木友子(ヴィオラ)・渋谷陽子(チェロ)

小林弘人作曲
庭のヴィジョン(Garten-Vision) (初演)
小林弘人(ピアノ)

小西奈雅子作曲
〈雪〉箏と唄のための(初演)
武藤祥圃(箏)

遠藤雅夫作曲
〈線の転写〉ヴァイオリンとピアノのための(初演)
佐々木友子(ヴァイオリン)・遠藤雅夫(ピアノ)


会場がヤマハなので、会場周辺の部屋には音楽教室に通う生徒さん達がたくさん、演奏家も私以外は洋楽の方という中、着物を着てうろうろしている怪しい男が一人・・・ってな感じでした。思いっきりアウェーです(笑)
ただ演奏家の中に友達や知り合いの方がいらっしゃったのが救いでした。

このスペースY。とても響きがよく、数段上手くなった気分で演奏できました。演奏中の写真はまだ入手していませんが、会場の雰囲気はこんな感じです。

さて、演奏はというとまぁまぁだったかな。何ヶ所か間違ってしまいましたが、作曲者の小西先生には「雰囲気がよかった」と言っていただけたので、合格でしょう(笑)
小西先生は、プログラムノートにこんな事を書いてくださいました。
「演奏者の武藤祥圃さんの声と箏に惹かれて書いた。以前から書き進めていた良寛の和歌による歌曲の延長線上にある。冬の和歌のみを扱った。厳しさ、悲しみ、哀れ、期待、希望、愛おしさを持つ越後の冬はもっとも美しい季節であると思う。武藤さんの声にもそれを感じる。何故かずっと避けて来た箏曲。そうした固い殻を彼によって打ち破る事が出来た。出会いに感謝!」
とても光栄です。
また、お客様からもご好評をいただけて一安心しています。

箏の新曲というと器楽曲がほとんどという昨今、新しい歌曲が発表された事はとても意義深い事で、これからも大切に演奏させていただきたいと思います。

その後の打ち上げは、日付が変わるまで盛り上がりました。15年ぶりに再会した先生もいらっしゃり、とても楽しい一日を過ごす事ができました。
私も、色々な方との出会いに感謝です。


武藤祥圃HP