しばらく更新していませんでしたが、滞りなく仕事はこなしています(笑)
さて、ちょうど一週間前になりますが、9月28日(土)に、兵庫県尼崎市であった演奏会のご報告です。
生田流と山田流というのが箏曲の二大流派です。それぞれの流派が生まれた土地が関係して、主に生田流は関西、山田流は関東で行われてきました。生田流は現在日本全国で行われていますが、山田流はいまだに東日本が中心です。
そんな中、関西で山田流箏曲の普及に尽力されているいくつかの団体のうちの一つ「こりおりの会」さんが主催する山田流箏曲の演奏会が、今回三回目を迎えました。
山田流箏曲の調べ vol.3 ~琴古流尺八の響きとともに~
有難いことに賛助出演のお声をかけてくださって、2曲弾いてきました。
開場は、ピッコロシアター小ホール。JR福知山線の塚口駅から歩いて数分のところにあります。
階段を上がると左手に小ホールの玄関があります。
中に入るとホールの入口。
壁のデコボコ感が、新潟県民会館に似ています(笑)
そして、ホールに入ると、これまたどこかに似ている。藝大の第六ホールな感じ。様々な試験で舞台から見たホール後方に似ています。(笑)
さて、今回のプログラムは次の4曲です。
中能島欣一『ひぐらし』
菊末検校『嵯峨の秋』
山田検校『江の島曲』
山登万和『須磨の嵐』
私は、『江の島曲』と『須磨の嵐』
これは『江の島曲』
箏 佐野満穂 南博子
三弦 私
尺八 吉村蒿盟
こちらは『須磨の嵐』
箏 私 南博子 楠紀江
三弦 佐野満穂
尺八 吉村蒿盟
終演後の記念撮影。
右から、吉村蒿盟さん、横山沙苗さん、南博子さん、楠紀江さん、佐野満穂さん、私。
尼崎駅前で打ち上げをして、21時新大阪発の新幹線で帰ってきました。
最近洋楽の方とのコラボレーションが多かったので、山田流の古典の舞台は、ホームグラウンドに戻ってきたような安心感と、満足感でした。そして、山田流箏曲を音楽として愛していらっしゃる方々とご縁がいただけて、感謝です。
関西方面は、来年の4月5日に大阪のフェニックスホールがあります。お楽しみに!
武藤祥圃HP
HPは現在大幅更新中です。10月1日より芸名を変更しましたが、現在名前が以前のものとなっています。ご理解ください。