2016年5月29日日曜日

東京藝術大学音楽学部同声会新潟県支部総会

前回の更新から三週間近く経ってしまいました。まさに「光陰矢の如し」です。

今回は漢字がいっぱい(笑)のタイトルの日記です。

今日は母校藝大の同窓会である同声会新潟県支部の総会と懇親会でした。
会場は新潟市中央区にある「割烹岡田」さん。
前半は会議、後半は懇親会という流れです。

今年は隔年開催の同声会の大きな行事「アカンサスコンサート」についての取り組みがメインの議題でした。議論が白熱し1時間半の会議となりました。時代の変化に伴って変えるべき所は変え、しかし守るべき所は守る。というスタンスです。

特に芸術家にとって「地元」というのは有難い所です。暖かく受け入れてくれて、協力をしてくれる所。それをしみじみと感じるのは、年齢を重ねてきたからなのでしょうが、20・30代の会員にそれを実感してもらう努力をしよう!というのが、今日出席した40~90代の会員の認識です。

記念写真です。〔敬称略〕
前列左から 岡礼子(Vn)、小西奈雅子(作曲)、小山照子(箏曲山田流)、箕輪久夫(Bar)、竹田眞和(作曲)
後列左から 私(箏曲山田流)、富山珠実(作曲)、小川恒子(Sop)、鈴木和子(Vn)、根來加奈(Sop)
この10人のうち2人が山田流という驚き(笑)。

根來さんとペアでの幹事4年目突入です。あと3年!
そして箕輪先生、いつまでもお元気で、引き続き支部長をよろしくお願い申し上げます!

【内部業務連絡】
2019(平成31)年、消費税が10%に上がる時に幹事になってくださる方大募集です!(笑)


武藤祥圃HP




2016年5月10日火曜日

GWの武藤を総括

今年のゴールデンウィークは暦がよかったですね。長くて10連休。まぁ10日も休めば5月病にもなるよね。

GWの武藤はそこそこ忙しかったのですが、そこそこ息抜きもしました。
武藤の2016GWを振り返ります(笑)

4月29日(金)昭和の日
新発田市芸能音楽祭の下合せ(合同稽古)
帰京

4月30日(土)
午前 お弟子さんの稽古
午後 のどかだねぇ
18時~ お台場の大江戸温泉物語
なぜ18時かと言うと・・・18時以降の入場だと500円もお得なんですって、奥さん!
軽く飲んだり、マッサージ受けたり、お風呂に入ったり、軽く飲んだり、クレープ食べたり、軽く飲んだり。
クレープを食べて喜ぶ40過ぎのおじさんもどうかと・・・

あ、ここ、エンターテインメントとしてもなかなか。
浴衣は四種類の中から選べます。まず最初に浴衣に着替えて江戸の世界へ。
みんな裸足で浴衣というのもなかなかです。


ちなみに入口です。


5月1日(日)立夏
天気がよかったのでミスドで朝?昼?ごはんを買い、旧中川の川辺で食す。
こぼれ落ちたパイの破片に群がる鳩さん。

そしてご近所をぶらぶら。
まずは隣駅にある船堀タワーへ。

映画館やホール、結婚式場などがあり、タワーの上は展望室になっています。展望室は、なんと地上100m。360°見渡せる素晴らしいタワーでした。夜もいいと思います。

右にはおなじみのスカイツリー。川は荒川。川の真ん中にあるように見える首都高の手前は中川です。川を横切っているのは、都営地下鉄新宿線の鉄橋です。ん?地下鉄の鉄橋?地下鉄なのですが、この周辺「東大島」と「船堀」は地上に出ています。荒川の下は掘れなかったのでしょう。
向こうは都心です。空気が澄んでいると富士山も見えるそうです。

こちらは南方向。

そこからあてもなくバスに乗り新小岩へ。
なかなか立派な商店街がありました。

昼間っからやってるバルで一杯やり、散歩しながら一杯。
そして、ドキッとする看板を発見。

すっかり酔いが覚めて帰宅。でも爆睡。


5月2日(月)
お弟子さんのお稽古



5月3日(火)憲法記念日

日本尺八連盟の関東演奏大会を聴きになかのZEROホールへ。
いつもは日比谷公会堂で開催されていて、私も以前10年ほど出演していました。
ご縁のある方にご招待いただき伺いました。
今回は尺八本来の曲が多く、堪能できました。やはり何事も「本来のもの」がその魅力を大いに発揮できるものであると感じました。


5月4日(水)みどりの日
自宅研修日という名の何もしない日。
しかし夕方のニュースで、スカイツリー前の広場で世界のビールなんちゃらというイベントをやっているという情報を見て早速行ってみました。

でもその前に、今日を逃したら行けない!と、日本橋髙島屋で開催中の笑点放送50周年記念特別展へ。笑点好きとしては外せないイベント。
そりゃあ楽しかったですよ。

着物で来ればよかった(笑)
知ってました?座布団は長方形なんですって。そしてなかなかの重さがあります。

買う人はいるのだろうか?値段がないところが恐ろしい。

都営浅草線で押上へ。そしてスカイツリーへ。強風で展望デッキはお休み。しかしやはり連休。かなりの人出でした。
で、肝心のビールのイベント。うん、ビールは確かに美味しかったさ。でもさ、イベントとしてはもっと考えなきゃだめなんじゃない?という感じでした。コストパフォーマンスが悪すぎ。ドイツのビールを一杯飲んで退散。
なんか中途半端なので、帰りに錦糸町の「牢獄ステーキハウス ミスターデンジャー」でステーキをたらふく食べる。
帰宅前に近所のダイエー東大島店へ。
なにこれ。

気持ち悪いでしょ?牛肉が鯉のぼり風に陳列されている。どうなんだろ、これ(笑)
ダイエーブラボー!

ちなみにここのダイエー、以前こんなこともありました。マジですか?


5月5日(木)こどもの日
有意義に過ごそうと、木場にある東京都現代美術館へ。ピクサー展を見たいなと。
しかし思った通り大混雑。入場70分待ちの行列。展示は見るのに2時間はかかるというので、空いている平日に来てやる!と誓い、諦める。
木場公園でボケーっと。
柏餅を買って帰宅。
夜はお弟子さんのお稽古。


5月6日(金)
東京の用事を済ませ新潟へ。夜はお弟子さんのお稽古。

5月7日(土)
新発田市芸能音楽祭の舞台稽古

5月8日(日)
新発田市芸能音楽祭本番


なかなかのゴールデンウイークでした。
長々とお付き合いいただき有り難うございました<m(__)m>


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2016年5月8日日曜日

【演奏会報告】新発田芸能音楽祭

毎年5月の第二日曜日に開催される、「新発田市芸能音楽祭第一部 箏・三絃・尺八演奏会」。本日無事終了しました。

GW最終日、好天に恵まれて演奏会日和でした。

今回は若手チームとベテランチームで分かれました。
まずは若手チーム。もう一人高校2年生がいるのですが、今回は中間考査が近いという事で欠席。残念です。

「三段の調」
中学2年生と20代2人です。とっても良く弾けました。
演奏後緞帳が下りる前に「素晴らしい」とのひそひそ声が聞こえて嬉しかったです。

「落梅」
こちらは20代2人。

こちらは「竹生島」
箏曲松濤會のベテラン組です。年齢は不詳という事で(笑)
尺八は琴古流の竹流会の皆さんです。

最後は出演全社中の合同で「六段調」



終演後楽屋で。

箏の社中が3つだけ。という事で、弾き終わっても間に2曲しかない。次の曲の調弦をするのがやっとで、とても慌ただしかったです。もっと増えないかなぁ・・・

そんなこんなで終演が3時前。早く終わったので、両親とともに、数年前に箏を引退した祖母を誘って夕ご飯に行ってきました。
93歳とは思えない食欲で、「もう死んでもいいんだけど、なかなか迎えが来ないのよ。」と言いながら我々と同じメニューをほぼ完食していました。100まで大丈夫そうです(笑)


本日ご来場の皆様、ありがとうございました!


なお、GWの武藤総括は後日。


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2016年5月1日日曜日

新発田市芸能音楽祭 箏・三絃・尺八演奏会

毎年恒例の新発田の音楽祭の季節です。

新発田市芸能音楽祭 第一部 箏・三絃・尺八演奏会
とき  平成28年5月8日(日) 12:30開演
ところ 新発田市民文化会館ホール
入場無料

主催 新発田市民文化会館・新発田市文化団体連合会

「こと」の字に「琴」を使ってるとはなんという事か!だめじゃないか!
今まで気付かなかった自分にびっくり。
プログラムは何年か前に「箏」に変えてもらったのですが。


今年は、出演団体数が過去最少・・・
昨年までは山田流箏曲4団体、生田流1団体、琴古流尺八1団体、都山流尺八1団体だったのですが、山田流の1団体は解散、生田流の団体がいつの間にか連合会から抜けていて(ここ、なにか一言あってもいいのに(-_-メ)、結局入る時も抜ける時も何も挨拶がなく・・・)、都山流の団体は今年は欠席という事で、今年は4団体だけ。

なんとも寂しい所ですが、山田流(美すず会・蘭泉会・箏曲松濤會)と琴古流(竹流会)だけという、マニアにはたまらない演奏会となります(笑)

プログラムは下記の通りです。

1.『三段の調』久本玄智作曲・・・箏曲松濤會
2.『さくら』平井康三郎作曲・・・蘭泉会
3.『八千代獅子』藤永検校作曲・・・美すず会・(賛助)竹流会
4.『落梅』文部省音楽取調掛作曲・・・箏曲松濤會
5.『赤壁賦』中能島欣一作曲・・・蘭泉会・(賛助)竹流会
6.『江の島の四季』越野栄松作曲・・・美すず会・(賛助)竹流会
7.『竹生島』千代田検校作曲・・・箏曲松濤會・(賛助)竹流会
8.『虚空鈴慕』琴古流尺八本曲・・・竹流会
9.『六段調』八橋検校作曲・・・合同

ほら、かなりマニアックでしょ?
今どきこれだけ古典作品を聴ける演奏会はないですよ。新曲が悪いとは言いませんが、これが新発田の山田流の底力です。非常に気持ちいい。

我が箏曲松濤會は『三段の調』『落梅』『竹生島』の3曲。

『三段の調』は、中学生1名と20代2名と私というフレッシュなメンバー。演奏会の幕開けを担当します。

『落梅』は20代2名と私という、これまたフレッシュなメンバー。
山田流の真骨頂である唄もある曲。山田人としては、唄える人材の育成が重要です。今回は2人に唄ってもらいます。

高校生が1名いるのですが、試験が近いので今回は欠席。残念・・・

『竹生島』はベテラン組で。こちらは安定の実力のあるメンバーです。


で、4月29日には合同曲『六段調』のリハーサルもありました。
出演団体が少ないので、30名ほどとちょっと寂しいですが、より気の合った演奏ができるのではないかと思っています。


皆さまのお越しをお待ちしております。
というか、お客さんにたくさん来ていただきたい演奏会です・・・
是非、是非お越しください。


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