不適切な表現がありましてもご容赦ください<m(__)m>
本番当日、会場は宇部市文化会館という所。宇部新川駅から徒歩3分という立地。
9時に行くと、〇〇〇(←名前)が箏に柱を立てていました。えらいえらい。
うん、久留米の賢順コンクールに出場した時の事を思い出しました。
だだっ広い部屋にゴザが敷かれた控室。そこに出場者が全員入ってめいめいに練習している。調弦なんてチューナーを使わなきゃできやしないくらい。なんかその必死さに若干興醒めした覚えがあります。(なんて大口たたいておきながら、その時は銀賞で、金は取っていませんが・・・)
今回も同じでした。
これ、どうにかならないものでしょうか。一人10分でも15分でも、個室で音出しをできる環境は作れないものでしょうかね。
洋楽のコンクールはどうなんでしょう。
あ、そう言えば僕、一度だけ洋楽のコンクールに出た事があります。
20年以上前の「新潟県音楽コンクール ピアノ部門」
新潟大学時代、あまりにピアノに真剣でない僕(その時は塾のバイトにはまり、藝大へ行きたい病に罹っていました)を見かねた大学の先生の勧めで受けた時です。ショパンの何かを弾いた覚えがあります。
弾いた曲を覚えていないのですから(酔っているからですよ)、控室がどうだったかなんて覚えていません・・・
ごめんなさい、水戸先生(笑)
でもあの時はちょっと気合い入れて頑張ったんですよ。
ま、それはさておき。
〇〇〇、頑張りました。初めて人前で箏を弾くという大仕事を見事にやってのけました。舞台の袖でパワーを送っていましたが、教えた事を忠実に守って、多少のトラブルはありつつも必死に弾く姿、師匠としてはこれ以上の感動はありませんよ。
小学生部門17名、中学生部門17名の演奏が終わり、表彰式。
各部門それぞれ優良賞3名、宇部教育長賞1名、宇部市長賞1名、そして山口県知事賞1名が発表されました。
〇〇〇の名前は呼ばれませんでした。
仕方ありません。
でも、表彰式の後、いつもおちゃらけている〇〇〇が、一人前に悔しそうに神妙な表情をしてるではないですか!彼女なりに気合いを入れて演奏したのでしょう。そして勝負をかけて演奏したのでしょう。でも名前は呼ばれませんでした。
でもいいのです。さっきも書きましたが、今回は初めて人前で弾いたんです。1年かけて「ひぐらし」を練習し、暗譜したんです。力になっていない訳がありません。
そして、これまでの練習方法、稽古への臨み方、大いに反省したでしょう。
これでいいのです。
そしてさっきお母さんから、「〇〇〇が、緊張したけど楽しかったし、武藤ちゃんの為にも来年は賞を取りたい!と言っているので、またよろしくお願いします。」とメールがきました。
よしよし、よく言った。そうじゃなきゃね。
武藤ちゃん、今年はスパルタ指導するから覚悟して次の稽古に来いよ(笑)
さてさて、ここからは蛇足日記です。
前回の日記を書いた後、宇部新川駅前で吉田類さんを気取って居酒屋探しをしました。昔は一人で飲食店に入るなんて考えられなかったのですが、一人で居酒屋に入れるほどに成長した武藤です。
そして、駅から近い、焼き鳥屋さん小五郎に決定。
刺し盛り、焼き鳥、揚げ出し餅、焼きなすを食しました。炭火でしたね。
魔法の水のほうは、ビールと日本酒。せっかくなので山口のお酒。男山の「西都の雫」、中島屋の二種類。中島屋は無濾過。美味しかったです。
これまた吉田類さんを気取りマスターや常連さんと会話しつつ、楽しませていただきました。
そして翌日の本番後、宇部新川から新山口へ。
これが宇部線の電車。
ひと昔まえの中央・総武各駅停車を彷彿させる黄色の車両。
二両編成で、天井には扇風機が付いています。なんか懐かしい電車でした。
とあるサイトで「これを買えば山口土産は間違いない!」という宇部かまぼこと利休饅頭をお土産に買い、さらに駅弁とビールを買い、東京行きの新幹線へ。
いただきまーす。
山口で買った広島の駅弁「山のおべんとう」とキリン一番搾りの山口づくり。
一番搾りの〇〇づくり。これお土産にもいいですね。
今週は新潟週間なので、実家にも買ってきました。
〇〇づくり
東京・横浜・新潟・山口・仙台を制覇。
全国の皆さん、あなたの街の一番搾りをお待ちしております。
送り先はHPでお問い合せ下さい(笑)
そんなこんなで週末一泊二日の山口宇部への旅は終了。
次は、来月ある新潟県高校文化祭日本音楽部門へ出場する西新発田高校箏曲部、11月3日の新潟市三曲連盟の三曲演奏会に出演する新潟青陵大学箏曲部の指導。そして自分のライブに論文書き。
あぁ、気合いをいれねば。
あ、もう1時半。明日は朝から高校の部活です。
おやすみなさい。
武藤祥圃HP