2024年4月30日火曜日

第46回関東演奏大会(公益社団法人日本尺八連盟)

 本日は4月の晦日。ゴールデンウィーク真っ只中!と言いつつ、今日から三日間は平日ですけどね。

さて昨日昭和の日、なかのZEROの大ホール(東京・中野区)で公益社団法人日本尺八連盟さんの第46回関東演奏大会が行われました。


私たち箏曲松濤會は初参加でした。今回の出演者ドーーーーーン!遠近法もありますが、やはり私の顔はL寸でして・・・


賛助出演は、出演順に(敬称略)
朝香桂子(朝香会)、中島一子(正派邦楽会)、二宮貴久輔(白菊会)、堀江秀美喜(秀冽社紫線会)、上原真佐輝(真磨琴会)、牧瀨裕理子(宮城会)、福田栄香(三ッの音会)、武藤祥圃(箏曲松濤會)、原田弥生(東芳会)

私自身は過去に何度か出演したことのある演奏会ですが、私個人がこのようなそうそうたる先生方の中にいれていただいたことに恐縮しきりです。また社中を率いて演奏できたことは有難いことです。お声がけくださった東京支部長の浅見桜雨山先生に感謝申し上げます。

緊張の出番前、舞台袖の様子

そして演奏。ここまできたらお弟子さんたちは“俎板の鯉”の心境でしょう( *´艸`)


東京での舞台が初めてのお弟子さんがほとんどなので、かなり緊張したことでしょう。しかし、いままでの練習の成果を最大限発揮できたと思います。お疲れ様でした!


これに先立って21日に高円寺の氷川神社で下合せ(リハーサル)がありました。

新潟のお弟子さんは下合せ、本番と二度上京したわけですが、私の母も5年ぶりの上京。
両日ともに夕ご飯に案内しました。

下合せの日はスカイツリーへ。天気がイマイチの日だったので上には昇らずに下から見上げ、ソラマチ31階の天空LOUNGE TOP of TREEへ。
正面にスカイツリードーーーーーン

そして一通りのコース。スープは撮り忘れ。





このデザート、魔女でも出てくるのかと思いました。

昨日は私の住んでいる門前仲町。昨日は休みのお店が多い中、数回行ったことのある「さかのと地酒 すぎ田」。昨年リニューアルしてとても綺麗で美味しいお店へ。


色々食べましたが、とりあえず刺し盛と親子です(;^ω^)


今月は7日の「和洋響奏」、14日の「竹峯会」、そして昨日の「関東演奏大会」。
来月は12日に「新発田市芸能音楽祭」、27日は「新潮会定期演奏会」です。

短い春があっという間に終わってもう初夏のような気候ですが、やっと花粉が落ち着いてきて嬉しい限り!


それでは皆さまご機嫌よう。













2024年4月26日金曜日

小山峯嘯先生33回忌追善 竹峯会第50回記念 尺八演奏会

 毎年4月の第2日曜日に開催されていて、毎回賛助出演させていただいている琴古流尺八「竹峯会」の演奏会。今年はこの竹峯会を創始した小山峯嘯(こやまほうしょう)師の33回忌追善と、演奏会の第50回が重なるという節目の演奏会となり、宗家竹友社川瀬庸輔師のゲスト出演で12日に行われました。

箏曲松濤會の出演者ドーーーーーン


食欲旺盛で開演前にお弁当を食べる会員(と言っても全員ですが)

あ、会場は新潟市西区にある“西新潟市民会館”のホールです。桜が満開な上とてもいいお天気に恵まれ、演奏会日和。


賛助出演は新潟市三曲連盟の生田流二社中と山田流の我々。尺八本曲二曲を含み全13曲。
我々は3曲でした。

三世山勢松韻作曲「都の春」




山田検校作曲「那須野」

二枚目は緞帳が上がって演奏の構えに向かっているところと思われる決定的瞬間(笑)

そして山登万和作曲「須磨の嵐」。尺八は川瀬庸輔師です。



そして、自分大好きちゃん用画像。

この竹峯会は、そこそこのレベルの曲をカットなしで演奏する演奏会なので、私含めお弟子さん方もとても勉強になるし大変緊張する舞台です。でもそれが達成感に繋がりクセになって箏曲にハマっていくのです。竹峯会さん、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお付き合いください。


終演後は楽しい楽しい懇親会。
私は昔の名前で出ていました((´∀`))
10数年前まで10年間ほど使った昔の名前。自分でもこの字面をみるのはかなーり久しぶり。懐かしいようななんというか。♪そんな~、時代も~、あ~ったねと~的な。

来年は何の曲のリクエストがくるかな~



それでは皆さまご機嫌よう。






2024年4月22日月曜日

Kotist武藤祥圃✕Pianist小林恭子 和洋響奏vol.2

 4月7日に開催した「Kotist武藤祥圃✕Pianist小林恭子 和洋響奏vol.2」、お陰様で無事終えることができました。お越しくださった皆さま、応援してくださった皆さま、有難うございました。


会場は江東区住吉にある“ティアラこうとう”の小ホール。前回のブログに書いた新潮会勉強会と同じ会場です。舞台はどちらかというと狭めなのですが、客席が140なので「ちょうどいい」広さです。

共演の小林恭子さんは妹の友人なのですが、現在目白大学で准教授をされているピアニストです。(そのようなことで私を非常勤として目白大学に呼んでくださっています。)過去にコラボレーションコンサートを何回かやっていますが「和洋響奏」と名付けて開催するのは2回目です。ちなみに1回目は一昨年に新潟のマルタケホールで開催しました。その時の写真が↓で、今回のチラシにも使用しました。


さ、今回のご報告。

一部は「水と和」がテーマで次の3曲を。

八橋検校作曲「六段調」(箏+ピアノ)
遠藤雅夫作曲「歌声のごとあがる噴水」(箏)
宮下伸作曲 箏とピアノのための「水琴抄」(箏+ピアノ)




ちなみに。一曲目の「六段調」はピアノに編曲したものがピアノピースで出版されているので、それを基本にしています。初段はピアノのみ、二段はピアノと箏、三段は箏のみ。ここまでは箏は原曲のまま。四段からの箏は山田流の洒落弾き的なアレンジをしています。この日の演奏ではありませんが、動画がありますので、よかったらご視聴ください。


二曲目は、昨年10月に初演をさせていただいた遠藤雅夫先生の新曲。「歌声のごとあがる噴水 箏と唄のための」を独奏で。こちらも動画があります。初演時のものです。

こちらが遠藤雅夫先生。初演のリハーサルの時のものです。


休憩をはさみ、第二部のテーマは「スペインの風」で次の4曲。
ピアノと共演した曲は、全て今回が初めてご披露した曲です。

ピアソラ「天使のミロンガ」(箏+ピアノ)
グラナドス作曲「演奏会用アレグロ」(ピアノ)
ファリャ作曲「スペイン舞曲」(箏+ピアノ)
ファリャ作曲「火祭りの踊り」(箏+ピアノ)


ピアノと箏の位置が第一部と逆になっています。
これはリハーサル時です。

第一部では黒紋付を着ましたが、着物は見飽きたというお声(があったかどうかは分かりませんが)にお応えし、第二部は上下黒の洋服で。舞台での洋服は数えるほどですが、案外いいかもしれないなぁ。小林さんも衣装替えをしています!
決してラーメン屋の店主ではありませんので誤解なきようにお願い申し上げます。


そしてアンコールは滝廉太郎作曲「花」。なんといっても当日は少し遅れた桜が満開でしたので、しかも隅田川に近めの会場ですから、これ以外の選曲はあり得ませんね。急遽決定してアレンジしたわりには、いい感じにできたかな。

演奏会後は近所の大横川の桜を観ながら花見酒しました。


さてvol.3はいつやりましょうかね。




それでは皆さまご機嫌よう。