2019年9月17日火曜日

開会式に参加!国民文化祭、いよいよスタート!

第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

いよいよスタートしました。

新潟県初開催。(昭和61年にスタートして47都道府県を持ち回りで開催するので、第47回までは各都道府県が初開催になる訳ですが(笑))

しかし今回は令和に改元されて初の大会。

このような国家的な節目の年に、私の出身地である新潟県で開催されること、そしてその中の「邦楽の祭典」の企画運営の統括させてもらえていること。なんというめぐり合わせでしょう。とても光栄なことですし、誇らしく思えます。

今日は(と言っても日付が変わりましたが・・・)、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、開会式が開催されました。邦楽の祭典の主催する新潟県邦楽連盟の代表として、私も参加しました。

これが招待状です。私の本名は・・・ヒロシです・・・ヒロシです・・・ヒロシです・・・(名前の上は住所なので秘密)

会場は信濃川河口にある国際会議場の朱鷺メッセ。

会場に入ると受付。招待状の色ごとに受付場所が違いました。私は特別招待者(なんか偉そう(笑))の受付へ。招待券と身分証を提示して入場。そしてセキュリティーチェック。空港レベルのセキュリティーです。金属探知のゲートをくぐり、記念品を受け取り会場内へ。座席指定です。私は〇印のとこ。ここに記載はないですが前方に一般入場の席がかなりありました。

開演後の撮影はNGとのことでしたので、その前の会場内です。
並んでいる椅子の向こうの一段高い場所にある白いカバーのかかった椅子が両陛下がお座りになる椅子、ロイヤルボックスです。拡大してご覧ください(笑)
私の席から30メートルくらいでしょうかね。


ロイヤルボックスと特別招待者の前に一般入場者席とステージがありました。

開演前のステージ方向。

ステージ見えません・・・

そんなこんなで14時半開演。

プロローグとして
鼓童の「大太鼓」
新潟県合唱連盟による、県民の曲〈新潟の讃歌(うた)〉より「越後の手まりうた」「雪国の夏」「朱鷺のうた」「故里の春」
(この県民の曲を聴いて思い出したのですが、私が新潟大学に通っていた頃、その音楽科で、なにかのイベントで歌ったことのある曲でした。礼服に黒の蝶ネクタイという服装指定だったので、このために蝶ネクタイを買いました。いまだに持っています(笑))

そしていよいよ式典。
両陛下ご入場。いやぁ感激しましたね。天皇陛下を直接拝見することもありますが、なにより新潟に縁のある雅子様もお元気でいらっしゃったこと。気持ちの高揚は抑えられませんでした。

国歌斉唱に続き、文科大臣、厚労大臣、新潟県知事の挨拶。そして天皇陛下のお言葉、県議会議長の歓迎の辞。そして開会宣言。

その後オープニングフェスティバル。縄文時代に遡り、そこから現代に至るまでの「新潟」の文化の歴史をたどる内容で、火焔型土器、世阿弥、上杉謙信、良寛がキーワードでした。

ここまで終わって16時半。両陛下ご退場。

二時間以上座りっぱなしでかなり疲れてきましたよ。
しかし終演予定時刻は17時12分。

ここからエピローグ。
オープニングフェスティバルに出演した団体の一言や、演奏、演技が続き、17時半終演。

最後の一時間が長かった・・・
ま、おめでたい行事なのでネガティブなことは書きますまい。

ただ、観客がお腹いっぱいという所で「エピローグもいよいよ大詰めです」という司会の一言に「えーまだあるのー?」というどよめきがあったのは事実(>_<)

ま、そのあとは演出の人の挨拶だったので、必要なことではあるし割とあっさりだったのですがね。

司会の台本がもう少し洗練されているとよかったな~というのが感想です。


3時間身動きできず座りっぱなしといのは、かなりしんどかったですね。でも、それ以上に、この式に参加できて、両陛下と同じ空間に身をおき、多くの人たちと時間を共有できたことは得難い体験でした。そして令和のスタートを実感しました。


そして肝心の邦楽の祭典は10月20日(日)です。会場は新潟県民会館大ホールで11時開演、入場料は1,000円です。

チラシの表。

こちらは裏面です。

この公演のおすすめはまた後日・・・


それでは皆さまご機嫌よう。






2019年9月8日日曜日

がんばったね、箏曲部!

新潟県の新発田(読めます?シバタです)市にある高校の箏曲部の指導に行き始めて4年目になります。

毎年この時期に「新潟県高等学校文化連盟日本音楽部門」の発表会というかコンクールがあるのですが、今年は先週の木曜日5日でした。厳しい指導で優秀賞を狙い、全国大会(高校の全国総合文化祭出場)を目指すか、または生徒の自主性に任せ、無理のない範囲で箏を楽しみ、こちらはそのサポートをするのか。指導する立場としては大変悩みます。
本当に難しいんですよ。

でも一番大切なのは、「生徒はどういう活動を望んでいるのか」だと思うのです。

偏った考えというか、偏見もあるかもしれないのですが、お辞儀の仕方、演奏の準備、演奏の仕方など、文字通り「一糸乱れぬ」動きで、音のズレもなく、強弱も完璧。こういう演奏をする高校が特に全国大会などを見ていると多くあります。確かに端から見たらかっこよくは見えますよね。でも私、こういう機械みたいな団体を見るとゾッとして鳥肌が立ちます。私自身がそういう教わり方をしていないし、そんなんでは本当に良い演奏はできいからです。

これがね、全員が「藝大を受けたい!」とか、「プロの演奏家になりたい!」という意思を持っている子たちであれば、この道で生きていく苦労を教えるためにも、そして何よりも音楽性や曲を解釈する力、テクニックを身に着けさせるために死ぬほど練習させますよ。

ただ、部活なんですよね。

そりゃ、全員が「何が何でも優秀賞をとって全国大会に行きたい!」という願いを持っていたとしたら、それなりの指導はしますよ。

だから毎年年度初めに生徒に考えさせます。

週に2回の活動、勉強が忙しい。就職する子はその準備もある。人数が少ない。(この高校ではそれが一番のネックなのです。)そういう状況で、どういうスタンスで活動していくのか?
厳しい練習に耐えてうまくなり、全国大会に出られるようなレベルになりたいのか?
全国大会などは考えず無理なく練習し、箏をある程度弾けるようになりたいか?

この4年間では後者ばかりです。

でもこれで決して手を抜いた指導するということではありません。
それどころか、人数の少ないこの高校の部活で、私の指導で生徒に求めるレベルは高いし、要求する事柄は厳しいと思います。それをその年ごとの生徒はそれを解釈し、努力し、ひたむきに音楽と向き合っています。

それが重要だと思うし、将来「また箏が弾きたいな~」と思わせることにもなると思うんですよ。

今年は2年生、3年生が1人ずつで2人。2人とも箏を始めて1年も経っていません。演奏した曲は「三段の調」。2パートある曲なので、1パート1人。
箏を始めて間もない2人が1曲を暗譜で弾ききる、というのは相当のプレッシャーであり、緊張も半端ないと思います。
しかし、本番は今までで一番良い演奏だったと思います。細かいアクシデントはありつつも、舞台上で二人で解決しながら最後まで演奏しました。
舞台の袖から後姿を撮影。



10校が出場し、4校が優秀賞、6校が奨励賞。そして優秀賞の中から来年の全国高等学校総合文化祭出場の1校が選ばれました。指導している高校は奨励賞。そりゃどうやったって大人数の大合奏には敵いませんよ。だって“映え”ないもん(笑)


しかし、5人の審査員からの講評はとても嬉しいことが多く書かれていました。
具体的なことは書きませんが、私が生徒たちに習得してほしい、感じてほしいと思って普段指導していることが表現できていて、それが審査員に伝わってる内容でした。
また10校中山田流はここだけなので、生田流とは違う音の立ち上がりについて高評価もありました。

生徒たちの次の目標は、国民文化祭で県下の箏曲部が合同で演奏する「六段の調」。春から継続的に練習はしてきましたが、これからは本腰を入れて。


ただ、兎にも角にも新入部員をかき集めてくれ~。そして来年新入生を引き入れてくれ~。でないと、来年のこの大会、ソロだよ(笑)


それでは皆さまご機嫌よう。






2019年9月7日土曜日

マスオロス からの・・・

増岡弘さんがマスオさんの声を卒業して約一か月。私、かなりのマスオロスです。
と言うのも、マスオさんを卒業するちょっと前から土曜日正午にやっている大好きな番組「有吉くんの正直さんぽ」のナレーションも増岡さんから変わっていて寂しいなぁと、そしてもしやマスオさんも?と思っていたところで卒業のニュースがあったから。

ところが、今日の有吉くんの正直さんぽの冒頭、懐かしい声で

「皆さんご心配をおかけしました。今日からまた私がナレーションを担当します。お茶の間の皆さん、そして有吉くん、改めてよろしくお願いします!」

うわぁ増岡さん!

「ん~~?」「またまた有吉くん、そんなことばっかり言ってぇ」などの突っ込みも復活していて嬉しい限り。

久々の増岡さんのナレーションでの正直さんぽ、楽しかった。


ちなみに・・・

これだけの日記では申し訳ないので、ちょっと調べてみました。

敬称略です(笑)

アニメ又は原作での年齢
サザエ 24歳〔原作では大正11年11月22日生まれ、さそり座B型〕私の祖母と同い年か!びっくり。
マスオ 28歳〔原作では32歳で大正6年4月3日生まれ〕
カツオ 11歳〔昭和13年3月11日生まれB型〕
ワカメ 9歳〔原作では7歳、昭和17年6月15日生まれ〕
タラオ 3歳〔昭和22年3月18日生まれ(又は昭和23年10月頃)〕父と同い年!
波平  54歳〔明治28年9月14日生まれ、おとめ座〕
舟   50ン歳〔原作では52歳、明治34年1月11日生まれ(アニメでは48歳)〕

ノリスケ 24~26歳
タイコ  22歳くらい
イクラ  1歳半くらい

裏のお爺さん 70歳代
裏のお婆さん 70歳代

穴子  27歳

花子  11歳
中島  11歳
かおり 11歳
早川  11歳

※磯野家、波野家については公式ホームページより。その他は非公式情報です。

声優さんの年齢
サザエ(加藤みどり)78歳
マスオ (田中秀幸)68歳
※増岡弘82歳
カツオ(冨永み~な)52歳
ワカメ(津村まこと)53歳
タラオ(貴家堂子) 77歳
波平 (茶風林)  56歳
舟  (寺内よりえ)65歳

ノリスケ(松本保典)58歳
タイコ(小林さやか)48歳
イクラ(  〃  )48歳 ※なんと同じ人物!

裏のお爺さん (高桑満)69歳
裏のお婆さん(山田礼子)70歳

穴子  (若本規夫)73歳
花沢金太郎( 〃 )73歳 ※聞けばわかる

花子  (山本圭子)75歳
穴子妻 (  〃 )75歳 ※聞けばわかる
中島  (落合るみ)45歳
かおり (桂玲子) 79歳
早川 (川崎恵理子)45歳


個人的見解としては、花沢さんがそろそろか。


世の中には知るべき現実と知らなくてよい現実があるものです。


それでは皆さまご機嫌よう。




2019年9月4日水曜日

新緑の季節!?

ベランダに、植木鉢に植えられた紅葉が2本あります。もう10年近くになります。
春には萌え出る新芽に生命のパワーを感じるので、とても好きです。

しかし、世話には気を遣っていたのですが、、、
今年の暑さで全て枯れてしまいました。
彼ら、ちょっと目を離して葉が枯れ始めると復活してくれないのです。

ごめんなさーい<m(__)m>と思いながら枯れた葉を取り除き、枝だけという真冬のような姿になりひと月。

異変が。

葉が出てきた!

新芽!!

そしてみるみるうちにふさふさ。

成長しやすいように新芽が出てこない枝の先を切ったりしてさっぱりさせてみました。


まだ日差しの強い東京ですが、部屋の中からこの子たちをみていると、とても涼しい気分になります。最上の清涼剤。

頑張って成長してくれ!



ところで、あなた、秋にはちゃんと赤くなってくれるわよねぇ・・・




それでは皆さまご機嫌よう。

2019年9月2日月曜日

邦楽の祭典!!

皆さん、国民文化祭ってご存知ですか?

文化庁のHPによると・・・
「国民文化祭は、全国各地で国民一般の行っている各種の文化活動を全国規模で発表し、競演し、交流する場を提供することにより、国民の文化活動への参加の機運を高め、新しい芸術文化の創造を促すことを狙いとした祭典です。」

ま、簡単に言ってしまえば、国体の文化版とうことです。

この国民文化祭が、今年は新潟県で開催されます。

正式タイトルは、

天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

数年前に新潟開催が内定して準備を進めて来ましたが、令和初の国民文化祭が新潟ということになりました。

三曲関連としては「邦楽の祭典」というものがあり、全国の演奏家、愛好家が集まって演奏を披露してます。
ポスターがこちら!

よーくご覧ください。
箏には萬代橋、三絃には波、尺八には稲穂があしらわれています。まさに新潟県、そして新潟市。デザイナーさん素晴らしい!
キャッチフレーズは「古今東西 にっぽんの音が 文化の丁字路 新潟に集う」「豪華絢爛 一日限りの祭典に是非。」
なかなかいいんじゃなーい?と自画自賛。

チラシはこちらです。


午前11時開演で、全22曲あります。全国各地から邦楽人が集まります。
箏、三絃、尺八の他、琵琶や一絃琴、胡弓といった普段あまり聴く機会のない楽器の音も楽しむことができます。

全てお勧めですが、特におすすめする(←言い換えれば私が出演する(^▽^;))曲目については、明日以降、順次ご紹介していこうと思います。


天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

邦楽の祭典
副題は、~伝統と革新「人」が作る邦楽、「人」を作る邦楽~

とき  令和元年10月20日(日)午前11時開演
ところ 新潟県民会館大ホール
入場料 1,000円

チケット
新潟県民会館、りゅーとぴあ、インフォメーションセンターえん、新潟伊勢丹、とおる邦楽器

お問い合わせは私までどうぞ
herosea610@yahoo.co.jp


それでは皆さまご機嫌よう。