2015年1月26日月曜日

【演奏会告知】行形亭で音楽を2 まちおと

チラシの案内文より

「日本料理 行形亭(いきなりや)」は、江戸中期の元禄年間に現在の土地に創業したといわれる老舗料亭です。敷地は二千坪余、地形を活かしたお庭には築山と池、樹齢数百年の古木、四季折々の花。冬には一面の雪景色で訪れる人を迎えてくれます。
会場はそのお庭の中で一番高台に建つ「寿の間」です。お座敷の両側は全面窓となっており、居ながらにして日本庭園の眺めを楽しんでいただけます。
また、今回はお料理とともにも新潟が誇る銘酒『越の寒梅』も味わっていただけます。
身近にある新潟のまちのとっておき空間で、美しい音楽とお酒、お料理を楽しむ。ちょっとした小旅行の気分で、お気軽におでかけください。



という事で、めったな事では入る機会のない高級料亭“行形亭”。そこで演奏する機会をいただきました。現在新潟市は全く雪がありません。それどころか今日は天気がよくて暖かく、なんとなく春の気配が漂います。ただ、当日は是非積もっていて欲しいところです。適度な量の雪でいいので(笑)



曲目は、
八橋検校『六段の調』
菊塚検校『雪中の竹』
宮城道雄『春の海』
山登万和『松上の鶴』
久本玄智『飛躍』

共演は、都山流尺八の松澤茶照(さしょう)さんと、母の岡紫圃です。

日時  2月1日(日) 午前11時開演 (午前10時半受付開始)
会場  行形亭 寿の間  新潟市中央区西大畑573
料金  12,000円 (ミニ会席・越の寒梅付)

チケットは新潟市内のコンチェルト・伊勢丹・ヤマハミュージックリテイリング新潟店・北書店で取り扱っています。
また、お電話での予約もOKです。
025-260-2603(小西)・025-378-3499(上田)

チケット販売は29日までという事ですので、お申し込みはお早目に!



武藤祥圃HP


2015年1月25日日曜日

新潟県邦楽連盟理事会

今日は新潟県邦楽連盟の理事会がありました。
会長・副会長・理事の7名が県内各地から集まりました。
今日の理事会は、3月にある総会に向けて、総会で承認してもらう事項の検討が主な内容。
毎回これからの新潟県の邦楽発展のために何をすべきか、どうするのがよいのか中身の濃い話し合いが行われます。今回も新たな連盟の方向についても話題がでました。とにかく前向きに、そして多くの会員が興味をもって参加できる連盟にするように、数年はかかるでしょうが改善を加えていきたいと思います。


会議の帰りに甘いものが食べたくなり、お気に入りのたい焼きのお店あま太郎へ!

行ったのですが、定休日でした。トホホ・・・


さらにもう一つトホホな出来事。

あ~あ・・・



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2015年1月24日土曜日

第50回ウイング関屋交流会

年に数回行っている、ウイング関屋交流会での演奏会。
「初春の調べ」と題して演奏してきました。
いつもは母と二人で弾いてくるのですが、今回は特別に尺八もお願いしました。尺八は、琴古流 竹峯会の増井峯庸師。

尺八が入って正月と言えば、ベタではありますが、やっぱり春の海。皆さんがご存知なので、何といっても喜ばれます。

これは「松上(しょうじょう)の鶴」。おめでたい内容で人気のある山田流箏曲です。
箏・三弦・尺八の、伝統的な“三曲演奏”。やはりこういう曲も聴いていただかないと。


前半はもう一曲、自作の「さくら~主題と変奏~」。
本来は箏二部・十七弦・尺八ですが、今回は箏二部で。

後半はお客様が主役の合唱大会!
毎回その季節の歌を選んで編曲し、みなさんに歌っていただいています。
今回は4曲。
「雪」・「たきび」「豆まき」・「早春賦」

だがしかし、「豆まき」

〽鬼は外、福は内、パラッパラッパラッパラッ 豆の音、鬼はこっそり逃げていく

皆さんこの歌知ってますか?
ちょっと調べたところ、この歌は昭和6~8年に出版された「えほん唱歌」に掲載されているという事で、当然皆さんご存知かと思ったのですが、そうでもなかったのです。
60代の方でもあまり馴染みがないようです。
あぁ、不覚。

皆さんが見ているのはプログラム。歌詞を見ながら元気よく歌ってくださいます。
プログラムは毎回作っているのですが、今回は尺八も入るので気合を入れて友人のデザイナーさんにプログラムを作ってもらいました。
いつもセンスのいい物を作ってくれます。
ご用命お待ち申し上げます(笑)

素敵でしょ?のし袋風です。


皆さんいつも楽しみにしてくだっていて、今日は握手を求められちゃいました!(笑)

今回も和気あいあいとした、いい交流会となったと思います。
増井先生、ご協力ありがとうございました<m(__)m>




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【演奏会報告】第16回現代室内楽の諸相~21世紀の現代音楽を俯瞰する~

現在午後11時33分、この記事を書き終えるまでに日付が変わらないとよいのですが・・・
そして、少々?お酒が入っているので誤字脱字がないとよいのですが・・・
もし、あったらご指摘ください(笑)

今日は、「第16回現代室内楽の諸相~21世紀の現代音楽を俯瞰する~」という演奏会で演奏させていただきました。


会場は、錦糸町にある“すみだトリフォニーホール”の小ホール。昨年5月まで住んでいた所の超(笑)近所です。以前、山田流箏曲協会という所に所属していたのですが、その時私は評議員をしていました。その評議員会が主催する「こども演奏会」というのが、この同じホールで開催されていて、その際は裏方をやっていたので、とても懐かしい場所です。演奏するのは初めてのホールです。
ま、そんな話はおいといて・・・


演奏した曲は、藝大の大先輩で色々とお世話になっている作曲家、小西奈雅子先生作曲の「雪~箏と唄のための~」。一昨年の作品です。有難いことに、私のために作ってくださったという大切な曲です。
越後の僧、良寛の和歌を歌詞にした曲です。

これは舞台リハ


で、こちらは本番。舞台の出入り扉ののぞき窓からのショットです。なかなか見られないアングルですよ(笑)

この曲は、良寛の三首の和歌が歌詞になっています。
三首目の曲の途中に、久しぶりにやっちまいました。舞台で二度目の非常事態。
何かって?
壱の糸(自分から一番遠い、一番低い音の弦)を弾いた時に、柱(じ)を飛ばしてしまいました。スペアの柱を脇に置いていたので、まあ何とかなったのですが、そんな所でお客様の注目をひき、そんな事のインパクトを与えてしまって大反省です。
ちなみにもう一度の柱飛ばしは、中能島欣一作曲「平調合奏曲」という曲で、壱から参まで通常より太い糸を張って演奏する曲を弾いた時です。いつだろう。12~3年前か?

動揺していないように演じたつもりだったのですが、どうだったのでしょうか・・・

小西先生、変な演出をしてしまってすみません<m(__)m>

終演後に小西先生とツーショット。

小西先生はハツラツとして素敵です。
それに対して私、
うわ、着物の衿が・・・
うわ、丸い・・・(光の当たり具合だと信じたい)


今年は、とにかく練習する年にしよう。
そして痩せよう。
お弟子さんによく言っている事。「見た目が大事!」

お前がな!って感じです・・・(>_<)


まぁ、それは置いといて。
とてもいい経験をさせていただきました。


明日は新潟で慰問演奏です。
おやすみなさい。

あ、残念。日付がかわりました。現在午前0時20分・・・



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2015年1月19日月曜日

【演奏会告知】面白くなるんじゃね?

ふざけたタイトルで失礼しました。
来月7日(土)にピアノとのコラボレーションコンサートがあります。今日は(明けて昨日になってしまいましたが)その練習日でした。
コンサートのお相手は、昨年もご一緒したピアニスト小林恭子さん。小林さんは私と同じ新潟出身で、私の妹と同級生。現在は目白大学で教鞭もとっていらっしゃいます。

昨年はムソグルスキーの『展覧会の絵』をコラボレーションしましたが・・・


今年の目玉は、サン・サーンス作曲『動物の謝肉祭』。
サン・サーンスが半ばお遊びで作曲したと言われる曲です。ライオン・亀・象・カンガルー・白鳥・・・とにかく色んな動物が登場します。中には“ピアニスト”なんていう動物まで!

もうひとかたピアノの大利さやかさんと小林さんの連弾のピアノ、私は箏と低音の十七弦を行ったり来たり。その他も色々お楽しみ企画ありの予定です。

え、小林さんがアレを?(≧▽≦)
え~っ、武藤がそんな事を~( *´艸`)。
あらあら大利さんまで・・・(/ω\)

会場は爆笑の渦に巻き込まれる!ハズ。

その他、ピアノのソロ曲、連弾の曲、箏のソロ曲(自作曲)も演奏します。

昨年は音楽で美術館巡りを!がテーマでしたが、今年はとにかく楽しく!がコンセプト。
皆様のお越しをお待ちしております。


平成27年2月7日(土) 午後7時半開演(午後7時開場)
小金井市民交流センター 小ホール ※JR中央線武蔵小金井駅南口徒歩1分
一般 2,000円  学生 1,000円


お問合せやチケットの申し込みは武藤までどうぞ




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2015年1月9日金曜日

【演奏会告知】第16回 現代音楽の諸相 ~21世紀の現代音楽を俯瞰する~

新年明けましておめでとうございます。
といってももう一週間も経ってしまいましたが・・・

皆さんはどのような新年をお迎えになりましたか?
私は東京で年越しをしました。
28日に門松や松飾、お供え餅でお正月準備を終え、その夜は大学の同期生などが遊びに来てくれて久しぶりの飲み会。楽しかったです。
大晦日は例年のごとく紅白を観て年越し。
元日には富岡八幡宮へ初詣と後厄のお祓い。
6日は東京消防出初式へ。初めて行ったのですが、迫力があってよかったですよ。


さて、平成27年、2015年。平成も、もう27年・・・、21世紀になってもう14年・・・
あっという間ですね。この年末年始に冷静に考えてみたのですが、平均寿命まで生きたとしても半分は終わっている・・・さらに“健康寿命”は?と考えたら、あと30年位か?
そう考えると、4年以上も前の出来事で色々と遠慮して(何に対しての遠慮かは詳しくは書きませんが)いるのは時間がもったいない。そんな事をしている時間などありません。今年は私に賛同してくれる人と、本当に価値のある活動をしていきたいと思います。


さて、今年の演奏会はじめは23日(金)です。

第16回 現代音楽の諸相 ~21世紀の現代音楽を俯瞰する~


国際芸術連盟主催の演奏会です。演奏するのは、「雪」~箏と唄のための~
一昨年この曲を作曲された小西奈雅子先生からのお誘いです。
越後の僧 良寛の和歌を歌詞にした曲で、「現代の組歌」といってもいいかもしれません。

この曲については↓のリンクをご覧ください。
http://showho610.blogspot.jp/2013/08/blog-post_14.html


場所は、JR錦糸町駅北口のすみだトリフォニーの小ホールです。
午後7時開演。料金は3,500円。武藤の出番は8時ころです。

皆様のお越しをお待ちしております。


本年もよろしくお願い申し上げます。

武藤祥圃




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