2019年9月17日火曜日

開会式に参加!国民文化祭、いよいよスタート!

第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

いよいよスタートしました。

新潟県初開催。(昭和61年にスタートして47都道府県を持ち回りで開催するので、第47回までは各都道府県が初開催になる訳ですが(笑))

しかし今回は令和に改元されて初の大会。

このような国家的な節目の年に、私の出身地である新潟県で開催されること、そしてその中の「邦楽の祭典」の企画運営の統括させてもらえていること。なんというめぐり合わせでしょう。とても光栄なことですし、誇らしく思えます。

今日は(と言っても日付が変わりましたが・・・)、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、開会式が開催されました。邦楽の祭典の主催する新潟県邦楽連盟の代表として、私も参加しました。

これが招待状です。私の本名は・・・ヒロシです・・・ヒロシです・・・ヒロシです・・・(名前の上は住所なので秘密)

会場は信濃川河口にある国際会議場の朱鷺メッセ。

会場に入ると受付。招待状の色ごとに受付場所が違いました。私は特別招待者(なんか偉そう(笑))の受付へ。招待券と身分証を提示して入場。そしてセキュリティーチェック。空港レベルのセキュリティーです。金属探知のゲートをくぐり、記念品を受け取り会場内へ。座席指定です。私は〇印のとこ。ここに記載はないですが前方に一般入場の席がかなりありました。

開演後の撮影はNGとのことでしたので、その前の会場内です。
並んでいる椅子の向こうの一段高い場所にある白いカバーのかかった椅子が両陛下がお座りになる椅子、ロイヤルボックスです。拡大してご覧ください(笑)
私の席から30メートルくらいでしょうかね。


ロイヤルボックスと特別招待者の前に一般入場者席とステージがありました。

開演前のステージ方向。

ステージ見えません・・・

そんなこんなで14時半開演。

プロローグとして
鼓童の「大太鼓」
新潟県合唱連盟による、県民の曲〈新潟の讃歌(うた)〉より「越後の手まりうた」「雪国の夏」「朱鷺のうた」「故里の春」
(この県民の曲を聴いて思い出したのですが、私が新潟大学に通っていた頃、その音楽科で、なにかのイベントで歌ったことのある曲でした。礼服に黒の蝶ネクタイという服装指定だったので、このために蝶ネクタイを買いました。いまだに持っています(笑))

そしていよいよ式典。
両陛下ご入場。いやぁ感激しましたね。天皇陛下を直接拝見することもありますが、なにより新潟に縁のある雅子様もお元気でいらっしゃったこと。気持ちの高揚は抑えられませんでした。

国歌斉唱に続き、文科大臣、厚労大臣、新潟県知事の挨拶。そして天皇陛下のお言葉、県議会議長の歓迎の辞。そして開会宣言。

その後オープニングフェスティバル。縄文時代に遡り、そこから現代に至るまでの「新潟」の文化の歴史をたどる内容で、火焔型土器、世阿弥、上杉謙信、良寛がキーワードでした。

ここまで終わって16時半。両陛下ご退場。

二時間以上座りっぱなしでかなり疲れてきましたよ。
しかし終演予定時刻は17時12分。

ここからエピローグ。
オープニングフェスティバルに出演した団体の一言や、演奏、演技が続き、17時半終演。

最後の一時間が長かった・・・
ま、おめでたい行事なのでネガティブなことは書きますまい。

ただ、観客がお腹いっぱいという所で「エピローグもいよいよ大詰めです」という司会の一言に「えーまだあるのー?」というどよめきがあったのは事実(>_<)

ま、そのあとは演出の人の挨拶だったので、必要なことではあるし割とあっさりだったのですがね。

司会の台本がもう少し洗練されているとよかったな~というのが感想です。


3時間身動きできず座りっぱなしといのは、かなりしんどかったですね。でも、それ以上に、この式に参加できて、両陛下と同じ空間に身をおき、多くの人たちと時間を共有できたことは得難い体験でした。そして令和のスタートを実感しました。


そして肝心の邦楽の祭典は10月20日(日)です。会場は新潟県民会館大ホールで11時開演、入場料は1,000円です。

チラシの表。

こちらは裏面です。

この公演のおすすめはまた後日・・・


それでは皆さまご機嫌よう。






2019年9月8日日曜日

がんばったね、箏曲部!

新潟県の新発田(読めます?シバタです)市にある高校の箏曲部の指導に行き始めて4年目になります。

毎年この時期に「新潟県高等学校文化連盟日本音楽部門」の発表会というかコンクールがあるのですが、今年は先週の木曜日5日でした。厳しい指導で優秀賞を狙い、全国大会(高校の全国総合文化祭出場)を目指すか、または生徒の自主性に任せ、無理のない範囲で箏を楽しみ、こちらはそのサポートをするのか。指導する立場としては大変悩みます。
本当に難しいんですよ。

でも一番大切なのは、「生徒はどういう活動を望んでいるのか」だと思うのです。

偏った考えというか、偏見もあるかもしれないのですが、お辞儀の仕方、演奏の準備、演奏の仕方など、文字通り「一糸乱れぬ」動きで、音のズレもなく、強弱も完璧。こういう演奏をする高校が特に全国大会などを見ていると多くあります。確かに端から見たらかっこよくは見えますよね。でも私、こういう機械みたいな団体を見るとゾッとして鳥肌が立ちます。私自身がそういう教わり方をしていないし、そんなんでは本当に良い演奏はできいからです。

これがね、全員が「藝大を受けたい!」とか、「プロの演奏家になりたい!」という意思を持っている子たちであれば、この道で生きていく苦労を教えるためにも、そして何よりも音楽性や曲を解釈する力、テクニックを身に着けさせるために死ぬほど練習させますよ。

ただ、部活なんですよね。

そりゃ、全員が「何が何でも優秀賞をとって全国大会に行きたい!」という願いを持っていたとしたら、それなりの指導はしますよ。

だから毎年年度初めに生徒に考えさせます。

週に2回の活動、勉強が忙しい。就職する子はその準備もある。人数が少ない。(この高校ではそれが一番のネックなのです。)そういう状況で、どういうスタンスで活動していくのか?
厳しい練習に耐えてうまくなり、全国大会に出られるようなレベルになりたいのか?
全国大会などは考えず無理なく練習し、箏をある程度弾けるようになりたいか?

この4年間では後者ばかりです。

でもこれで決して手を抜いた指導するということではありません。
それどころか、人数の少ないこの高校の部活で、私の指導で生徒に求めるレベルは高いし、要求する事柄は厳しいと思います。それをその年ごとの生徒はそれを解釈し、努力し、ひたむきに音楽と向き合っています。

それが重要だと思うし、将来「また箏が弾きたいな~」と思わせることにもなると思うんですよ。

今年は2年生、3年生が1人ずつで2人。2人とも箏を始めて1年も経っていません。演奏した曲は「三段の調」。2パートある曲なので、1パート1人。
箏を始めて間もない2人が1曲を暗譜で弾ききる、というのは相当のプレッシャーであり、緊張も半端ないと思います。
しかし、本番は今までで一番良い演奏だったと思います。細かいアクシデントはありつつも、舞台上で二人で解決しながら最後まで演奏しました。
舞台の袖から後姿を撮影。



10校が出場し、4校が優秀賞、6校が奨励賞。そして優秀賞の中から来年の全国高等学校総合文化祭出場の1校が選ばれました。指導している高校は奨励賞。そりゃどうやったって大人数の大合奏には敵いませんよ。だって“映え”ないもん(笑)


しかし、5人の審査員からの講評はとても嬉しいことが多く書かれていました。
具体的なことは書きませんが、私が生徒たちに習得してほしい、感じてほしいと思って普段指導していることが表現できていて、それが審査員に伝わってる内容でした。
また10校中山田流はここだけなので、生田流とは違う音の立ち上がりについて高評価もありました。

生徒たちの次の目標は、国民文化祭で県下の箏曲部が合同で演奏する「六段の調」。春から継続的に練習はしてきましたが、これからは本腰を入れて。


ただ、兎にも角にも新入部員をかき集めてくれ~。そして来年新入生を引き入れてくれ~。でないと、来年のこの大会、ソロだよ(笑)


それでは皆さまご機嫌よう。






2019年9月7日土曜日

マスオロス からの・・・

増岡弘さんがマスオさんの声を卒業して約一か月。私、かなりのマスオロスです。
と言うのも、マスオさんを卒業するちょっと前から土曜日正午にやっている大好きな番組「有吉くんの正直さんぽ」のナレーションも増岡さんから変わっていて寂しいなぁと、そしてもしやマスオさんも?と思っていたところで卒業のニュースがあったから。

ところが、今日の有吉くんの正直さんぽの冒頭、懐かしい声で

「皆さんご心配をおかけしました。今日からまた私がナレーションを担当します。お茶の間の皆さん、そして有吉くん、改めてよろしくお願いします!」

うわぁ増岡さん!

「ん~~?」「またまた有吉くん、そんなことばっかり言ってぇ」などの突っ込みも復活していて嬉しい限り。

久々の増岡さんのナレーションでの正直さんぽ、楽しかった。


ちなみに・・・

これだけの日記では申し訳ないので、ちょっと調べてみました。

敬称略です(笑)

アニメ又は原作での年齢
サザエ 24歳〔原作では大正11年11月22日生まれ、さそり座B型〕私の祖母と同い年か!びっくり。
マスオ 28歳〔原作では32歳で大正6年4月3日生まれ〕
カツオ 11歳〔昭和13年3月11日生まれB型〕
ワカメ 9歳〔原作では7歳、昭和17年6月15日生まれ〕
タラオ 3歳〔昭和22年3月18日生まれ(又は昭和23年10月頃)〕父と同い年!
波平  54歳〔明治28年9月14日生まれ、おとめ座〕
舟   50ン歳〔原作では52歳、明治34年1月11日生まれ(アニメでは48歳)〕

ノリスケ 24~26歳
タイコ  22歳くらい
イクラ  1歳半くらい

裏のお爺さん 70歳代
裏のお婆さん 70歳代

穴子  27歳

花子  11歳
中島  11歳
かおり 11歳
早川  11歳

※磯野家、波野家については公式ホームページより。その他は非公式情報です。

声優さんの年齢
サザエ(加藤みどり)78歳
マスオ (田中秀幸)68歳
※増岡弘82歳
カツオ(冨永み~な)52歳
ワカメ(津村まこと)53歳
タラオ(貴家堂子) 77歳
波平 (茶風林)  56歳
舟  (寺内よりえ)65歳

ノリスケ(松本保典)58歳
タイコ(小林さやか)48歳
イクラ(  〃  )48歳 ※なんと同じ人物!

裏のお爺さん (高桑満)69歳
裏のお婆さん(山田礼子)70歳

穴子  (若本規夫)73歳
花沢金太郎( 〃 )73歳 ※聞けばわかる

花子  (山本圭子)75歳
穴子妻 (  〃 )75歳 ※聞けばわかる
中島  (落合るみ)45歳
かおり (桂玲子) 79歳
早川 (川崎恵理子)45歳


個人的見解としては、花沢さんがそろそろか。


世の中には知るべき現実と知らなくてよい現実があるものです。


それでは皆さまご機嫌よう。




2019年9月4日水曜日

新緑の季節!?

ベランダに、植木鉢に植えられた紅葉が2本あります。もう10年近くになります。
春には萌え出る新芽に生命のパワーを感じるので、とても好きです。

しかし、世話には気を遣っていたのですが、、、
今年の暑さで全て枯れてしまいました。
彼ら、ちょっと目を離して葉が枯れ始めると復活してくれないのです。

ごめんなさーい<m(__)m>と思いながら枯れた葉を取り除き、枝だけという真冬のような姿になりひと月。

異変が。

葉が出てきた!

新芽!!

そしてみるみるうちにふさふさ。

成長しやすいように新芽が出てこない枝の先を切ったりしてさっぱりさせてみました。


まだ日差しの強い東京ですが、部屋の中からこの子たちをみていると、とても涼しい気分になります。最上の清涼剤。

頑張って成長してくれ!



ところで、あなた、秋にはちゃんと赤くなってくれるわよねぇ・・・




それでは皆さまご機嫌よう。

2019年9月2日月曜日

邦楽の祭典!!

皆さん、国民文化祭ってご存知ですか?

文化庁のHPによると・・・
「国民文化祭は、全国各地で国民一般の行っている各種の文化活動を全国規模で発表し、競演し、交流する場を提供することにより、国民の文化活動への参加の機運を高め、新しい芸術文化の創造を促すことを狙いとした祭典です。」

ま、簡単に言ってしまえば、国体の文化版とうことです。

この国民文化祭が、今年は新潟県で開催されます。

正式タイトルは、

天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

数年前に新潟開催が内定して準備を進めて来ましたが、令和初の国民文化祭が新潟ということになりました。

三曲関連としては「邦楽の祭典」というものがあり、全国の演奏家、愛好家が集まって演奏を披露してます。
ポスターがこちら!

よーくご覧ください。
箏には萬代橋、三絃には波、尺八には稲穂があしらわれています。まさに新潟県、そして新潟市。デザイナーさん素晴らしい!
キャッチフレーズは「古今東西 にっぽんの音が 文化の丁字路 新潟に集う」「豪華絢爛 一日限りの祭典に是非。」
なかなかいいんじゃなーい?と自画自賛。

チラシはこちらです。


午前11時開演で、全22曲あります。全国各地から邦楽人が集まります。
箏、三絃、尺八の他、琵琶や一絃琴、胡弓といった普段あまり聴く機会のない楽器の音も楽しむことができます。

全てお勧めですが、特におすすめする(←言い換えれば私が出演する(^▽^;))曲目については、明日以降、順次ご紹介していこうと思います。


天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019
第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

邦楽の祭典
副題は、~伝統と革新「人」が作る邦楽、「人」を作る邦楽~

とき  令和元年10月20日(日)午前11時開演
ところ 新潟県民会館大ホール
入場料 1,000円

チケット
新潟県民会館、りゅーとぴあ、インフォメーションセンターえん、新潟伊勢丹、とおる邦楽器

お問い合わせは私までどうぞ
herosea610@yahoo.co.jp


それでは皆さまご機嫌よう。


2019年8月7日水曜日

絶叫事件

梅雨が明けて、毎日猛烈な暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は、10月初旬にある「東北電力スクールコンサート」のリハーサルでした。毎年この時期に一度集まって練習をしています。プロの室内オーケストラ、新潟ARS NOVAさんと一緒です。
今年私が演奏するのは、長唄越後獅子のオーケストラ編曲版、世界の歌メドレー、アランフェス協奏曲。編曲は主に小西奈雅子先生です。
毎年夏の練習をやり、その後は納涼会です。ただ、今年は参加できず帰京しました。
そこまではいいんですよ。ところがですよ。
マンションに帰って来ていつも通りにエレベーターに乗り、5階で降りて玄関に向かっていたら、足元からけたたましい鳴き声とともに、ヤツが飛び回りました。いい年したオジサンが出す声ではないような悲鳴をあげてしまいました。
力尽きながらも、まだ息のある蝉。
彼らの儚い人生を考えたら、その最後のあがきも同情の余地しかないのですがね。
Gのほうがまだマシだ。
明日の朝、家から出るのに恐怖しかありません。
皆さまもご用心あそばせ。
それでは皆さまご機嫌よう。

2019年7月28日日曜日

ウニと枝豆と鰻~♪

梅雨明けした地域が多くなってきました!
梅雨の間の東京は雨ばっかりで肌寒い日が多かったですが、やっと梅雨明けしそうで、夏が来た感じです。

さて先週は贅沢しすぎでした。だって・・・
これをいただいたんですもの。ウニ!岩手の宮古市三上商店のウニ!牛乳瓶入りのウニ!

翌日は日帰り新潟。大学の授業をそそくさと済ませ(切り上げてはいません。済ませましたので。←これ重要)、実家隣にある原信紫竹山店で枝豆(黒埼板井地区産のおつな姫)とくるみ入り太巻。くるみが入っているのは新潟独特なんですってね。
新潟駅では美味しそうな日本酒を仕入れて、いざ帰京。

もう少し何かないかと、東京駅の大丸でローストビーフとまぐろのサラダを購入。厳密に言うと、今月中に使わないと失効するドコモポイントと交換です(笑)
そして近所のスーパーで味玉と穴子入りだし巻きをゲット。

帰宅。

はいどーーーん。



もちろんうにローストビーフ丼にもしましたが、そりゃ写真を撮ってる暇なんざぁありませんよ。
そんな水曜日でした。


木曜日、ウニはもう一瓶あるのでったのですが、この日は質素に。ただ、柏崎の花火中継を見ながら、心は豪華に。

金曜日、ウニの消費期限のため、また贅沢日。翌日の土用を待ちきれず鰻(台湾産)にも手を出す。そして、これまたいただきもののキリンラガーの瓶ビールも。当然うな丼、海鮮丼もさせていただきました<m(__)m>

そして土曜日、隅田川の花火です!家から見えるかな~。この家は引っ越してきて2年目なのですが、昨年は見に行ったので、家から見えるか不明。ただ邦楽的、あ方角的には見えるのです。

ワクワク!
午後7時打ち上げ。見えません。まぁ第一会場は見えないのは分かっていました。
そこはテレビ中継で我慢。

第二会場打ち上げの7時半。ワクワク!
え~~~。そのマンション邪魔~~~!
文字通りのおすそ分け程度しか・・・

こんなのを期待したんだけどなぁ。

いいもん。いいもん。ごはん買いにいっちゃうもん。
10分ほど歩いて木場のヨーカドーへ。

なんか人ごみを発見。
うなぎ半額!

そりゃ買っちゃうよね。
で、結局これ。半額だったので本日は静岡産です。

そんなこんなの武藤の夏始めでした。

今日からは水曜日まで新潟。
日曜の今日は午前中は一人お稽古して、午後から新潟県邦楽連盟の理事会でした。

ちゃんと働いてますから。

タイトルの「ウニと枝豆と鰻~♪」は「部屋とワイシャツと私~♪」のパクリです。
って、若い方は知りませんね・・・

はい、それでは皆さまご機嫌よう。

2019年7月18日木曜日

私、干されてますけど。

SMAPの元メンバー3人をテレビ出演させないようにジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけていた、として公正取引委員会が事務所に注意を行ったニュース。

率直な私の感想としては、
ジャニーさんが亡くなってすぐなのに、なんて無粋なことをするのか!
もう少しタイミングってのを考えないのかねぇ。
そして、大きい所が各方面へ圧力をかけるなんて、当たり前のことじゃないの?

しかし、このようなことを友人と話していると、「今どきその考えはおかしい」と言われました。ネットの反応をみると(ネットの反応は完全に鵜呑みにはしませんが)「あり得ない。」「時代遅れ」「かわいそう」等々。

なるほど、そういうものか。と妙に納得はしましたが、今朝のワイドショーなどのテレビをみると、この問題をきちんと取り上げてコメントをしているものは本当に少なかったですね。

ほら、やっぱりあるんだよ。圧力。そして忖度。

国の根幹の政治や行政でさえ圧力と忖度がまかり通っているんだから、巷じゃ当たり前。
特に芸能界。あとはフリーランスの業界なんかは特にね。

現に私、山田流箏曲界から干されましたもん。今もか?(笑)
ジャニーズ事務所が元SMAPの3人に対して行ったといわれることと同じことをされました。私の場合は独立したのではなく、どうも破門されたらしいので、「はーそうですか。それなら一人でやってやろうじゃないのさ。」的な感じでの独立?ですが。もう昔のことですけどね。
共通点が多すぎで、笑えてきます。

ネットの反応で私と同じ意見があったので、ご紹介しておきましょう。
「芸能界の独立問題は採算とかじゃなく、ヤクザ的なしめしがつかないとか、アホな経営者の感情論だと思うよ。」
「ジャニーズもでかい図体してちっちゃいやつやな!」
「そもそもだよ、いりませんって言ったのは事務所のトップなんだから、それで出た彼らが何しようが勝手じゃない。」
「見せしめでしょう。」

全部当てはまる。さる人々に。

10年近く昔の話を未だにこうやって書くのも大人げないなぁとは思いますが、こういう負の感情というのは、いつまでたっても消えないもので・・・
そしてこういうニュースを耳にすると思い出すしね。

それよりも何よりも、古典芸能の世界、と言っては広すぎだな。山田流箏曲が10年後、20年後(冗談ではなくこれくらいの期間も危うい)、そして50年後、100年後に伝えていく義務がありますからね。この仕事につくものとしては。
健全な業界にしていきたいし、なって欲しいものです。はい。

仮に将来、私が上に立つ立場になった時にこうならないように、その戒めのために書きました。

~~~ 意見には個人差があります ~~~



それでは皆様ご機嫌よう。


あ、例の件ですが、今週の月・火・水と新潟だったのですが、ダシを持っていくのを忘れ3日程飲めませんでした。よって、体重は横ばいです。

2019年7月12日金曜日

NYカーネギーホールの興奮を再び

先月22日(土)、デュオ夢乃さんの10周年記念リサイタルにゲストで呼んでいただきました。ニューヨーク在住のデュオ夢乃のお二人、玉木光さんと木村怜香能さんご夫妻。3月2日にカーネギーホールで大好評だった公演の東京公演でした。

会場は池袋駅近くの自由学園明日(みょうにち)館の講堂です。重要文化財の建物です。
大変雰囲気のある建物です。音は、楽器にマイクが仕込んであるのか?と思ってしまうほど、よく響きます。

当日は開場時間を中心にかなり強い雨が降っていましたが、多くのお客様がいらっしゃいました。



いよいよ開演。木村さんの旦那様でチェリストの玉木光さんのお話。

1曲目は、マーティン・リーガン作曲「月の静寂」

続いては、J.S.バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009」

そして、北沢勾当原作、深草検校補作、中能島欣一編曲「新ざらし」



休憩をはさみ・・・
一柳慧作曲「三味線とチェロのためのパラフレーズ」

最後は、ダロン・ハーゲン作曲「アパッショナート~連作「平家物語」より」

カーテンコール

お客様のお見送りが終わって。
片足を少し前に出すと足が長く見えるということで、このポーズ。私もやってみましたが、袴を着けているから意味がなかったことに今気付きました(笑)


そしてコンサートの余韻が残る会場を舞台から見る。


今年の上半期は、今までの人生で一番アクティブでエキサイティングな期間でした。
ちなみに、ニューヨーク カーネギーホールでの公演の様子はこちらをご覧ください。
あーーーーー、またニューヨークに行きたーーーーーーーーい。


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本日の体重。
そりゃ1日じゃ変わりませんよ。体脂肪がおかしいことになってます。1日で8%も増える訳ありませんから。こういう体脂肪って体重計に乗るたびに変わりますよね。



それでは皆さまご機嫌よう。


2019年7月11日木曜日

〇〇始めます

皆さまこんにちは。
前回のブログは平成最後の日でした。それから早二月あまり。ご無沙汰しております。
今年も下半期に入りましたが、上半期の出来事は徐々に振り返るとして、今回は皆さまにお知らせを。

今年4月頃から歯の状態が非常に良くなく、目下治療に専念しております。一時期は噛まなくてもよいような柔らかいものしか食べられない日が続き、その後もそれまでに比べると食事の量が減った訳ですよ。

そうなるとどうなると思います?


そう、体重が減るのです。

4~5キロは減りました。
体重が減るとクセになるじゃないですかぁ。

そこで思い出したのです。4月にゴゴスマでやっていた「だしダイエット」。内科医の工藤隆文氏が説明していました。本が出ると言っていたので、一昨日新幹線に乗る前に東京駅の本屋さんをちょっと覗いたんですよぉ。

そうしたら見つけちゃったんですよぉ。

で、買って読んでみた訳ですよぉ。
そしたら実践してみたくなっちゃうじゃないですかぁ。

で、出汁の材料を購入したんですよぉ。

本当はそのものをミキサーで撹拌するらしいのですが、ミキサーがなかったり、面倒な人は粉でもいいって書いてあったんですよぉ。ミキサーがないので粉にしましたー。で、分量通り混ぜてみました。大さじ1をマグカップに入れて・・・ちょっと緑っぽいですね。

お湯を注ぎ・・・

味はそりゃ美味しいですよ。心も体も癒されます。

これで体重が減ったらもうけもんじゃないですかぁ。

だから、今日から「出汁ダイエット」始めます。

決意のほどを示すために、恥をしのんで赤裸々に、このブログで体重をご報告していこうと思います。

ということで、令和元年7月11日午後6時45分現在はこちら!

こうご期待。


それでは皆さまご機嫌よう。














2019年4月30日火曜日

ありきたりですが、有難う平成

とうとうこの日がきました。なかなか感慨深いものがあります。

平成になった時は、昭和天皇のご病状もあり、そう遠くない未来に時代が変わるのだろう、というぼんやりした気持ちで過ごしていて、昭和64年1月7日を迎え、翌日から平成になったわけです。しかし今回は4月30日で終わり、という平成の期限のがはっきりしていて、令和という新しい元号も分かっていて、ある意味、新しい時代を迎える心の準備をする時間があるという、なんとも不思議な気持ちで過ごしてきました。まだ先のこと、と思っていましたが、あっという間に今日になりました。

中学3年生の時に平成になったので、15歳から45歳を平成で過ごしたことになります。当たり前のことですが実に多くの出来事がありました。良いことも悪いことも、楽しいことも悲しいことも、嬉しいことも悔しいことも。ま、これは皆さんがそうでしょう。
どれ一つとっても、今の自分を形成する大切な要素だったと思います。

今日は朝から平成を振り返る番組をやっています。藝大の助手時代に、両陛下ご臨席の「日本芸術院賞」の授賞式でお祝いの奏楽をする機会を得て、数メートル先に両陛下がいらっしゃるという有難い経験を2回しました。そのようなことで、余計にそう思うのかもしれませんが、色々な番組を観るにつけ、平成時代の天皇陛下と皇后陛下の業績の素晴らしさ、お考えの深さ、そして意思の強さを感じます。そしてそのお姿に日本人としてあるべき姿、我々が目指すべき日本人像を学ぶことができた、と実感できるのは、まさに天皇陛下が「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であったということでしょう。そう素直に思うのは、親しみを感じるからで、このようなことを言っては大変失礼ではありますが、おそらくお二人にはたっぷりの遊び心とサプライズ好き、そして本当のおもてなしの精神がおありだ、と密かに考えています。

このような天皇陛下と同じ時代を生きられたことに感謝です。

もう少しで平成とお別れ。正直、さびしいですね。しかし、これを軸として令和の時代を力強く生きていきましょう!

今年はお正月が二度来るようで得した気分ですね(笑)
どうぞ、新時代の良い幕開けをお迎えください。


それでは皆さまご機嫌よう。



2019年4月22日月曜日

トロントリオ結成記念コンサート!春の新潟 音楽ウイーク!

ブログを更新しなくては!と思いながら、ひと月経ってしまいました・・・

さて、今日はゴールデンウイークに開催されるコンサートのお知らせです。

トロン トリオwith佐藤芳明&野口雅史コンサート

平成31年4月28日(日)11:30~12:30
りゅーとぴあ 能楽堂
一般 2,000円 高校生以下1,000円



「トロン トリオ」というのは、このブログで私も初めて書きますし、皆さんの初めてお聞きになった名前だと思いますが、かねてから何回か共演していたヴァイオリンの廣川抄子さん、チェロの渋谷陽子さんと私のトリオです。

トロンってなに?

私たちがみんなトロンとしている、とか、私たちの音楽を聴いてトロンとしていただく、とか、「とろん」という響きがのほほんとしている、とか、色々ありますが(本当か?)

箏の「ト」、チェロの「ロ」、ヴァイオリンの「ン」です。頭文字を取らずに、後をとるというのが、私たちの奥ゆかしいところです(笑)
そして覚えやすいですよね。

このトロン トリオに、アコーディオンの佐藤芳明さん、バリトンの野口雅史さんが加わって異色の組み合わせでのコンサートです。

全てこのコンサート用に編曲したものです。単なる珍しい組み合わせ、などではなく、それぞれの楽器の必然性がよくわかる仕上がりだと自負しています。

一曲目から我々の世界に浸っていただきます!
どのような曲があるのかは、チラシ裏面を拡大してご覧ください。
チャルダッシュやショスタコーヴィチの5つの小品、砂山など盛りだくさんです。


全席指定です。ちょっと良い席(笑)のチケットを預かっていますので、ご興味のある方は、下記のアドレスまでご連絡ください。

herosea武藤@yahoo.co.jp
「武藤」を「610」に変えてご連絡ください。

この「春の新潟 音楽ウイーク」は4月27日から5月5日で開催されますが、4月27日とトロンのこんコンサートのある28日はりゅーとぴあで様々なコンサートがあります。↓の全体のチラシをご覧ください。コンサートのはしごをしながら、白山公園でお弁当食べてピクニック気分!

思い出深い平成の締めくくりにできますよ、きっと!



私にとって平成最後の舞台、気合い入れていきますよ!
お待ちしています!


それでは皆さまご機嫌よう。