2012年8月31日金曜日

【告知】 上越三曲協会 第50回記念演奏会

8月も残すところ今日だけとなりました。残暑は厳しいですが、雲や風がなんとなく秋を感じさせてくれます。
さて、新潟県を代表する都市の一つである上越市。その上越地区の三曲協会の演奏会が、今年50回を迎えます。その記念の演奏会に、有難い事にゲストとして呼んでいただいています。今日は、その演奏会のご案内です。


上越三曲協会 第50回 記念演奏会

とき  平成24年9月16日(日) 午前11時開演(午前10時30分開場)

ところ リージョンプラザ上越 コンサートホール   上越市下門前446-2 ℡025-544-2122

入場料  無料

主催 上越三曲協会
後援 上越市教育委員会・新潟日報社・株式会社上越タイムス社

曲目
11時~
竹生島(茜会・琴古流)、花変奏曲(琴親会・都山流)、雲井高砂(砧会・都山流)、相生の曲・六段調打合せ(琴星会・都山流)
12時頃
茶音頭(琴玲会・琴古流)、童夢(雅楽秀会・都山流)、末の契(筝竹会・琴古流)、松竹梅(茜会・琴古流)
13時頃
酒歌(琴親会・都山流)、SAKURA(砧会・都山流)、壽万才(琴星会・都山流)、編曲八千代獅子(琴玲会・都山流)
14時頃
秋の曲(雅楽秀会・琴古流)、舟の夢(筝竹会・琴古流)、山谷菅垣(琴古流)
休憩
15時頃 第50回記念演奏曲
秋風曲・寿くらべ


では、演奏曲をちょっとご紹介。

「秋風曲」光崎検校作曲
幕末の箏曲家で、箏曲復興運動の先駆者となった光崎検校の作曲で、、作詞は儒学者の高向山人(蒔田雁門)。白楽天の「長恨歌」が元になっていて、楊貴妃が玄宗皇帝の寵愛を受けたこと、馬嵬(ばかい)での楊貴妃の死、楊貴妃亡き後の玄宗の悲嘆の順で、それぞれ二歌にまとめています。
前半に『六段調』と同じ拍の長い前弾(箏のみの部分)があり、その後に組歌形式で六つの歌を唄います。
秋風調子という、この曲にのみ使われる調弦(音階)で作曲されていて、どことなく中国風で、悲哀を帯びています。
箏独奏で演奏します。

【歌詞】
一、求むれど得がたきは色になんありける さりとては楊家(ようか)の女(め)こそ妙(たえ)なるものぞかし
二、雲の鬢(びん)づら花の顔 げに海棠(かいどう)の眠りとや 大君の離れもやらで 眺めあかしぬ
三、翠(みどり)の花の 行きつ戻りつ如何にせん 今日九重(ここのえ)にひきかえて 旅寝の空の秋風
四、霓裳羽衣(げいしょううい)の仙楽(せんがく)も 馬嵬(ばかい)の夕べに 蹄(ひづめ)の塵を吹く風の音のみ残る悲しさ
五、西の宮 南の苑(その)は 秋草の露しげく 落つる木の葉の階(きざはし)に 積もれど誰か拂(はら)わん
六、鴛鴦(えんおう)の甍(かわら)は 霜の花匂うらし 翡翠(ひすい)の衾(ふすま)ひとり着て などか夢を結ばん

「寿くらべ」二世山木太賀作曲
浦島伝説を主題にしています。平曲に似た独吟で始まり、浦島・乙姫が登場。乙姫の誘いで常世の国へ。その後故郷へ帰還しますが、最後は、山の高さに比して長寿高齢を祝って終わる、山田流箏曲の中でも一二を争うご祝儀曲です。50回という記念の会をお祝いすべく選曲しました。
箏・三弦それぞれ一人ずつの合奏で、私は三弦を弾きます。

【歌詞】
寿は峻山(しゅんざん)にして千歳(せんざい)秀(ひ)いで、また蒼海(そうかい)の限りなき、南の星の影ひたす、岩根の波の名に高き、天の橋立ふみも見ず、水の江の雅男(みやびお)あり。月雪花の折々に、都の手ぶりうとからず、心も軽き春風に、釣竿とって青柳の糸くり出(い)だす一葉(ひとは)舟、鰹つり鯛つりほこり七日まで、家路忘れて住(すみ)の江や、浦曲(うらわ)遥かにこぎ出でぬ。
ああいぶかしや、まさしく釣りしは亀なるを、いとやんごとなき上臈(じょうろう)の、をればこぼるる笑みの露、初花ざくらに鶯の初音そえたるばかりなり。我はそも竜の都の者なるが、君を伴い申さん、いざ諸共にと浦島は、常世の国に至りけり。
わだつみの、わだつみの、神の宮居(みやい)のうちのべの
妙(たえ)なるうちにいつまでも、思いなぎさに打ち連れて、貝や拾わん、玉やひろわん。
君がえにしは紫の、深き色貝千種(ちぐさ)貝、たまの逢瀬は七海(ななわだ)に、思い通した女気は、風に乱れぬ玉すだれ、すだれ貝とのへだてはうしと、くねる目元の潮貝は、なでしこ貝のしどけなく、物思うとは白玉か、何ぞと露のあだ言葉、つい口玉にかけられて、手枕(たまくら)ふれし朝寝髪、楽しき中にふるさとを、かつ偲ばれて立ち帰り、乙女が与えし玉くしげ、開けてのどけき如月の、花のむしろにまといして、寿くらべ千代くらべ、山にくらべてこの君の、高き齢(よわい)を祝しけり。



どちらも18分程の曲で、今回はカットなしで全曲演奏します。


ぜひ会場にお越しください。もれなく出来たてほやほやの、12月にやる私の会のチラシもゲットできますよ(笑)




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2012年8月18日土曜日

【日常】 90歳

今日は、この8月1日に90歳になった祖母の誕生日会でした。
生まれた年、大正11年・1922年。大昔です(笑)
ちょっと調べてみたところ、この年は、グリコ設立・エジプトがイギリスから独立・未成年者飲酒禁止法公布・ソビエト連邦成立・・・

場所は新潟グランドホテルの慶楽という中華料理のお店。伯父伯母やいとこなどにも久しぶりに会えました。

たらふく食べてきました。
祖母に長生きの秘訣を聞いたところ「よく食べて、よく寝る!」だそうです。食べなければお腹が減るので、いやでも食べるが、寝るのはどうしても疎かになるから気をつけるように!との事でした。

次のお祝いは99歳の白寿。祖母はやる気満々です。大丈夫だと思います。(笑)



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2012年8月13日月曜日

【日常】 初戦突破

高校野球って、どうしてこんなに感動できるんだろうか。毎年そう思うし、どの試合を見てもそう思う。とにかく真剣で、まさしく命をかけていて、極めて清々しい。

今日の第四試合、地元新潟代表の新潟明訓対県立岐阜商業。あらゆる面で明訓が一歩リードしていたように見えたが、意外なドラマが隠れている高校野球。最後まで緊張して見ていた。
いや~よかった、初戦突破。佐藤監督が今期限りで勇退という事だが、選手を思う監督と、監督を慕う選手達。実に美しい。

一つひとつコツコツと着実に一歩を進める越後魂を次の試合でも発揮して欲しい。

おめでとう、新潟明訓!!


(明訓は父の母校なのだが、この間郵送されていた寄付依頼はどうしたのだろうか・・・笑)




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2012年8月12日日曜日

【日常】 東京湾大華火祭

またまた花火です。
昨日は、おそらく今期最後の花火となるであろう東京湾の花火に行ってきました。例年は晴海の会場で見ていたのですが、今年から整理券が必要となって、しかもそれを知ったのが整理券申し込み期日の後・・・色々調べて、晴海会場の脇にある豊海運動公園へ行きました。ここは場所取りの激戦区とのこと。8,000人が入れるらしいのですが、お昼前には満員になって入場規制も行われるとか。午前中のお稽古を済ませて3時頃行ったので半ば諦めていたのですが、なんとか場所を見つけて、7時の打ち上げ開始まで人間観察をしたり、飲んだりしながら待ちました。

これは5時半頃の豊海運動公園。各所で宴会が繰り広げられていました。

昨年は大震災の影響で中止だったので、今年はみんな気合いが入っているようです。
そして7時。打ち上げ開始。ここの花火を一言で表すと“猛烈”。東京では最大の尺五寸が上がります。しかもそれが連発。空気を揺らし、腹に響く爆音が心地いいです。



クライマックスは大変な事になりますが、その画像はありません。見るのに必死です(笑)
あいにくたまに小雨がぱらつきましたが、多いに堪能してきました。昨日は運悪く風下だったので、連続であがるとちょっと見難い感じでしたが、そのおかげで、花火のにおいと花火の破片をゲット!単4電池と比較してみました。


来年は絶対に整理券を入手します!!




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2012年8月11日土曜日

【日常】 神宮外苑花火

またまた花火です。もうほとんど花火狂の武藤です。
昨日は神宮外苑の花火に行ってきました。例年は東京体育館のあたりの人ごみに紛れ、「立ち止まらないでくださ~い!」という警備の人の叫び声を聞きながら見ていましたが、今年は2,000円のチケットを買い、軟式球場で見ました。露店が立ち並び、ライブもありで、夏の野外フェスのよう。

15時開場だったのですが、行ったのは18時前。ちょうどテニスコートを開放したところだったので、余裕で場所は確保できました。入口でもらった自由席用のシートを敷いて観覧します。一人分にちょうどいいスペースの大きさです。

午後7時半打ち上げ開始。打ち上げ場所は神宮球場。音がけたたましく響きます。都会のど真ん中で見る花火は最高です。


キリン・サンクス・トヨタ・すき家・日大・ぴあ・日刊スポーツなど様々な企業が提供する花火が次々と。一社につき2分くらいでしょうかね。~起・承・転・結・結・結・結~のような構成(笑)


8時半に終了し、その後は近所のバーガー&バーshake treeへ。9日27歳の誕生日だったスタッフさんのマーボーにデコレーションキャンドルをプレゼント。いつもの常連さんたちと12時過ぎまで飲んできました。

そして今日は東京湾大華火祭。立秋以来のカラっとしたお天気が一転、蒸し暑い東京ですが、気合いを入れて行って来ます!




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2012年8月10日金曜日

【仕事】 料亭でちょいと演奏

昨日、築地にある“つきじ治作(じさく)”という料亭で演奏してきました。
隅田川沿いの佃大橋と勝鬨橋の間にある、昭和6年創業の料亭です。お店の前は聖路加ガーデンなどの高層ビルがありますが、建物に入ると、そんな都会の中にあることを忘れてしまうくらいの雰囲気で、ちょっとお金持ちになった気分になれます(笑)

門を入るとこのような景色。奥が玄関です。


演奏した曲は、中能島欣一の「さらし幻想曲」と、山田検校の「ほととぎす」。箏・三弦・笛の組み合わせで、とても気持ちよく演奏してきました。

「ほととぎす」
山田流の流祖山田検校の作曲で、作詞は江戸町奉行の与力で和学者であった加藤千蔭と言われています。大川(隅田川)のほとりの夏の夜の趣をうたっています。
待乳山・綾瀬・白鬚など、近辺の地名を織り込んで、ほととぎすが鳴いてくれるのをひたすら待つ気持ちを、恋しい人を待つ気持ちに重ねた、上品な曲です。

【歌詞】
 夏の夜の、明くる間早み仮初めに、見るほどもなき月影を、惜しむとすれど寝ねがての、枕にかこつほどをさえ、絶えて忍べど訪れぬ、憂しや辛さの人ならば、恨みも果てん、かにかくに雲井に遠き待乳山、心関屋の里吹く風に、雨もつ空の五月闇、闇は綾瀬の川舟に、浮き寝しつつも聞かまほし。かくばかり、待つとは誰も白鬚の、森の下露草ぐさに、世の雅び男の憧れて、君待つ夜半に変わらぬは、ただ一声のほととぎす。






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2012年8月7日火曜日

【日常】 残暑お見舞い申し上げます

早いもので、もう立秋ですね。
今日の新潟は、まさに立秋らしいお天気でした。
昨日の昼頃、俄かに空が暗くなり、鳴り止まない雷と稲妻、そしてゲリラ豪雨のような降り。そのお陰か、今朝はすっきりした空気で、最高気温も27度ほど。また夕方のにわか雨で気温は24度にまで下がり、すっかり秋の気配です。
と言うか、まだ花火もたくさん残っているし、まだまだ夏を満喫していないので、このまま秋になってしまっては困りますが、とりあえず今日は暦の上の季節と実際の天気が一致して、なんとなく風流なきぶんになりました。
明日は帰京。暑いんだろうな~・・・

短いですが、今日はこの辺で。なにせ8月7日にアップしないと、この日記の意味がなくなってしまうもので・・・(笑)





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2012年8月6日月曜日

【日常】 新潟花火

今年三箇所目の花火は地元新潟。新潟まつりのフィナーレを飾る花火大会です。

新潟観光大使(自称)として、まずは新潟まつりをご紹介しましょう。
新潟は江戸時代北前船の寄港地だったのですが、大阪の住吉神社から御神体を勧進して作られた湊元(つもと)神社で行われた1726年の住吉祭が起源と言われています。この住吉祭と、後に行われるようになった川開き、開港記念祭、商工祭の4つの祭を昭和30年に統合して、今の新潟まつりになっているんです。住吉祭が起源なので、今でも住吉行列や水上みこし渡御が行われています。
30年くらい前までは8月22日23日に、その後は7・8・9の三日間だったのですが、最近は8月3日以降の最初の金土日となり、今年はその3・4・5日でした。
民謡流しや住吉行列、水上みこし渡御、市民みこしなどがあり、最終日はフィナーレとして信濃川で花火が行われます。


まぁ面倒な事はいいとして、数年ぶりに見に行きました。
5時半に間近に見られる昭和大橋の少し下流のやさらぎ堤へ。一面のブルーシート。

花火は昭和大橋の少し上流側で打ち上げられます。ワイドスターマインがあるので、打ち上げ台が幅広く設置されていました。

そしてクライマックスにナイアガラがあるのですが、ここにひっかけるんですね。

そして、その準備をする花火師さん達。

打ち上げの7時15分までは、飲んで食べてさながらビアガーデン。家族です。左から父・母・妹・妹の旦那さん。

さていよいよ打ち上げ。2~3分おきにスターマインが打ち上げられるという忙しさ。なかなか勢いがあってよいです。しかも今年からこの昭和大橋会場の他に、ここより下流の萬代橋会場でも打ち上げられ、右を見たり左を見たり。まるで隅田川花火大会のようでした。これはいいアイデアだ!!



このナイアガラの後にエボリューションという市民協賛のワイドスターマインが!



49万人を超える人出だったようです。やっぱり故郷の花火はいいもんです。

次の予定は10日の神宮外苑の花火!
あ、きちんと仕事も練習もしていますので・・・(笑)
今日明日は新潟と新発田のお稽古日です。産休をしていたお弟子さんが今日から2年半ぶりの稽古再開。うれしい事です。また一緒にがんばりましょ~!!




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2012年8月3日金曜日

【日常】 ヒュ~~ ドンパン!!

いよいよ花火の季節到来!
この世の中で何が一番好きかって聞かれたら、迷わず「花火!」と答えるくらいの花火好きです。もし箏弾きになっていなかったら、私は花火師になっていたと思われます(笑)

今年初の花火は、先月28日の隅田川花火大会からスタート。毎年第一会場を見ていたので、今年は第二会場を見てみようという事で、30分くらいかけて歩き、蔵前橋から厩橋周辺に行ってきました。

第一会場は午後7時5分から8時30分で約9,500発。第二会場は午後7時30分から8時30分で10,500発。という事は、第二会場のほうが密集している訳です。第一会場はコンクール作品があったりして情緒がありますが、第二会場はとにかく派手。花火の三大要素“音・光・色”が存分に楽しめました。下の画像は江戸通り。この後路地に入って、ばっちり正面からみました。

花火の後はいつものshake treeへ。バッファローウィングパーティーでした。バッファローウィングとは鶏の手羽元を素揚げして、辛味の強いソースをまぶした料理でニューヨークのバッファローで誕生したんですが、アメリカでは7月29日がバッファローウィングデーなので、アメリカ大好きなこの店でもパーティーをやったという訳。
肝心のウィングの写真は撮り忘れたのですが、星条旗をモチーフにしたケーキ。持っているのはオーナー夫人のクリスティーナ(日本人です 笑)

それから、酔った私の醜態をどうぞ。どうしてこういう状況になったのかは、あまり覚えていないのですが・・・あ、にらめっこをしよう!なんて流れだったような・・・にらめっこの相手は、スタッフのマーボー君。


さて次。8月1日は江東花火大会。荒川に架かる葛西橋で打ち上げられます。打ち上げは4,000発ですが、打ち上げが間近なので満足できます。いつも行っている美容室のスタッフさん、仲のいいお客さんと7人で。なんだか楽しくて、この日も泥酔してしまった・・・(笑)




それでもって昨日は一日お酒が残ってどんよりした一日。当然休肝日にしました。今日も休肝で!と思っていたら、さっき新鮮なウニをいただいたので、どうなることやら・・・





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2012年8月1日水曜日

【日常】 今日から8月

あっという間に7月が終わり、今日から8月、夏本番。毎日暑い日が続いていますが、皆さんバテていませんか?
東京は午前11時現在32.4度。暑いです。

さて、昨日は7月度の“Night walkers. don't be afraid.~歩きながら、考えよう~”。夜9時過ぎに出かけてぶらぶら歩いて7月の総括と8月の目標を立ててきました。

やっぱり夏の夜の街歩きは、ビール片手に川が一番。という事で、両国橋まで自転車で行き、そこから隅田川沿いを散歩。

初代の両国橋は1659年に架けられました。武蔵国と下総国にまたがっていることから、この名前が付けられました(当初は大橋と言っていたのですが)。現在の橋は昭和7年にできたもの。
両国橋東詰。ここがスタート地点です。上を横切っているのは首都高向島線。

この画像の左手前には“ももんじや”というイノシシ料理の店があります。1718年創業という古い店。当時肉食は禁止されていたので、“山くじら”と称していたようです。まあその頃は、大川(隅田川)を越えれば江戸ではなかったので、そこまで規制が厳しくなかったようですけどね。店先にはイノシシがぶらさがっています(笑)


さて、橋のたもとから隅田川テラスと名付けられた遊歩道を下流に向かって歩き、竪川水門へ。竪川は1659年に起工された運河で、千葉街道(国道14号)に平行しています。江戸城から竪の方向に流れているので竪川。

隅田川と竪川の合流地点は、首都高向島線と小松川線が合流する両国ジャンクションになっています。下から見るととても綺麗です。画像の左側が、上の水門です。

さらに下流へ。と言っても両国橋から1キロくらいですが、新大橋です。初代は元禄6年。現在のものは昭和52年です。松尾芭蕉はこのあたりに住んでいたんですよ。

新大橋を渡り、中央区側へ。江東区側のマンションの間にスカイツリーを見つけました。

そして再び両国橋へ。

これは橋の上から下流を眺めたものです。正面に両国ジャンクション、その向こうに新大橋。

川風がとても心地よかったです。
散歩はこれで終了。帰りにスーパーに寄り、東日本大震災の遺児支援に100円募金して帰宅。およそ3時間の徘徊(笑)でした。

今月は日記をマメに書こう。これが今月の目標です。


そして今日8月1日は、祖母の90歳の誕生日。私に箏の手ほどきをしてくれた祖母です。耳はやや遠いものの、病気はないしよく食べるし、何かと口うるさい祖母。90歳をお祝いできるなんてそう滅多にないので、おめでたい事です。ちょっとしたプレゼントと手紙を送ってみました。
いつまでも元気でいて欲しいものです。
おばあちゃん、誕生日おめでとう!!






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