2022年3月27日日曜日

新潟県邦楽連盟の会長になりました

 今日は日帰り新潟。「新潟県邦楽連盟」の令和4年度定時総会に出席するためです。ただ今帰りの新幹線で、新潟名物「鮭の焼き漬け弁当」を食べたところです(*´ڡ`●)

さて、この新潟県邦楽連盟は、新潟県内の箏・三絃・尺八の職格者(教授資格がある人)の正会員と、その正会員の門下生やその正会員が代表を務めるグループ会員の準会員で構成される団体です。昭和53(1978)年に結成されて、主に年に一度定期演奏会を開催し、その他は県から依頼があった時には出張演奏や体験教室を行っています。

私がこの連盟に入会したのは藝大の大学院を出た平成18(2006)年でした。もう16年も前かぁ。最初は個人会員で入会しました。というのは、祖母が主宰していた松濤会が団体で入会していて、その当時は団体で正会員は1名という規約だったので、正会員で入るためには個人にするしか方法がなかったのです。その後私が松濤会の主宰を祖母から引き継いだので、今の箏曲松濤會と改名して個人から団体の正会員となりました。

平成25(2013)年に理事、平成28(2016)年に副会長と出世(笑)し、この度会長として選任されました。


邦楽界、三曲界の衰退は全国的にもそうですが、新潟でも例外ではありません。新潟でまだ行われていない今できること、たくさんあります。一つ一つ取り組んで、いい方向にリードできるように頑張りたいと思います。

嬉しいのは、その祖母は今99歳、今年の8月に100歳になるのですが、お陰様で長生きしてくれているので、会長になった報告を直接できること。祖母には、藝大を出てプロとして東京で活動を始めた頃、新潟でも本格的に活動するあたって「とにかく人柄」「新潟での会合には必ず顔を出すように」「努力に勝る天才なし」「郷に入っては郷に従え」と、とにかく小うるさく(笑)説教されましたが、一応それを守ってやってきたので今日を迎えられたと思います。これからは私の独自色も出しながら、和を大切に連盟の運営にあたっていきたいと思います。


ええ、私、意外と真面目でしっかり考えているんですのよ。

って、それが余計なのである。




それでは皆さまご機嫌よう。


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