2015年5月10日日曜日

新発田市芸能音楽祭 

気付けば二か月も更新していませんでした。月日が経つのはあっという間です。
というかサボりすぎですね。失礼しました。

さて、今日は毎年恒例の新発田市芸能音楽祭。
山田流4社中、生田流・琴古流・都山流が各1社中が出演しました。
“絶滅危惧種”である山田流のほうが多いという珍しい演奏会です。
山田流の4社中は、私も含めて、山田流山木派の故室岡松孝師の薫陶を受けた先生方が主宰している社中です。


全14曲が披露されました。
私は3曲。その写真をどうぞ。

1.お月さま・チューリップ→ちびっこの奮闘(笑)
2.つち人形
3.舞扇
4.千鳥の曲

5.松上の鶴
明治33年の勅題「松上鶴」にちなんで中村秋香が作歌し、山登万和が作曲。
松とそれに宿る鶴、長寿や繁栄を祝ったご祝儀曲で、今でも人気曲です。
会場の新発田市民文化会館が開館35周年という事で、勝手にお祝いしてみました。
尺八は琴古流の竹流会の方々です。

6.虹色の風
7.変奏曲 花嫁人形
8.花は咲く
と、現代曲が3曲続き、

9.都山流本曲 八千代
10.夏の詠
11.菊水

12.柳都八景
平成19年に新潟市が政令指定都市に移行したのを記念して作曲したものです。
新潟市の名所を八か所詠み込んで“八景”としています。
邦楽には『八景物』というのがあって、箏曲では『近江八景』『葉山八景』『松島八景』『向島八景』などがあって、長唄には『吾妻八景』という曲があります。
100年後くらいに、このような八景物の一つになっていたらいいな~なんて思ってみたり(笑)
尺八は都山流の青竹会の皆さんです。

ちなみにこの曲、今年10月25日には約80名で演奏します。

13.琴古流本曲 雲井獅子

そして最後は全社中の合同
14.六段調
約50名での演奏です。写真に納まりきらない人数です(笑)


今年の新発田の音楽祭も無事に終わりました。

さて、来年は何をしようか。

 



武藤祥圃HP






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