2015年9月18日金曜日

この人に聞く

9月30日発行の新潟市音楽芸能協会の会報NO176の「この人に聞く」欄に掲載されました。


新潟市内の各文化施設にいくと置いてあると思いますので、厄除けに一部どうぞ(笑)

以下、内容です。


中央区紫竹山のご自宅を訪問し、お話をうかがいました。

―箏曲との出会いは?

生まれる前から、というと少し語弊がありますが、祖母が箏を教えており、母もやっていましたので、私が母のお腹の中にいた時が最初の出会いでしょうか。箏が家にあって、その音色に包まれているのが普段の日常でしたので、自然と箏をやるようになりました。
 
 

―なぜこの道を選ばれたのですか?

 音楽が好きでピアノもやっており、音楽の教師を目指し新潟大学に入学しました。また19歳の時に祖母の勧めで、生涯の師である山形市在住の室岡松孝先生(全盲の箏曲家)に弟子入りし、足繁く稽古に通いました。そこですっかり箏の魅力の虜になってしまい、新潟大学を中退して東京藝術大学へ進みました。たくさんの方のお引き立てもあり、現在専門家としてこの道を歩んでいられる事に感謝しています。
 
 

―どのような日常をおくられていますか?

 教室が3ヶ所にあり、月・火曜日は新潟と新発田、木・土曜日は東京で稽古をしています。それ以外は自分の稽古、また演奏会などがあればその稽古や合奏練習などが増えます。また新潟や東京で大学の非常勤や、箏曲部の講師などもしています。箏三昧の充実した日々を過ごしています。
 
 

―箏曲の流派について教えて下さい。

 現在主に2つの流派があります。1つは江戸時代に関西でうまれた生田流、もう1つはその100年ほど後に江戸(東京)で生まれた山田流があり、私は山田流です。
 
 

―今年の芸能まつりのメインステージを担当されますが、その意気込みをお聞かせください。

  1025()午後2時から、りゅーとぴあ劇場で「にいがた邦楽絵巻」と銘打って開催します。新潟の邦楽を元気にしたいという連盟の思いがあります。2部構成で、第1部では三曲(箏・三絃・尺八)の伝統的な定番曲を中心に、また第2部は新潟にゆかりのある楽曲を取り上げます。私の作曲した「柳都八景」も大合奏でご披露いたします。どうぞ楽しみにしていただきたいと思います。
 
 

 今最も脂がのりきっている40代前半の武藤さんが、新潟の元気を熱っぽく語る姿に、さらなる今後の活躍を願わずにいられませんでした。
 
 
ご迷惑とは思いますが、会報掲載の、武藤最近の肖像写真です(笑)
 
 
 
失礼しました~・・・


武藤祥圃HP

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