4日(土)は新潟市西区で「響~あなたがまだ見ぬ箏の世界~」
5日(日)は新潟市東区で「~郷土にいがたの響き~」
ね、西に東に。
まず4日(土)、この演奏会の詳細は一つ前のブログをご覧ください。新潟市西区と新潟大学の連携事業として開催されたリサイタルです。
前日と当日午前にリハーサルをやり、午後2時開演。
今回は、箏の魅力を多角的にアピールすることがコンセプトでした。
演奏会は、教育学部の柴田透学部長の挨拶でスタートしました。
演奏した曲は・・・
「ロンドンの夜の雨」宮城道雄作曲
「さくら」武藤祥圃編曲
「六段調」八橋検校作曲
続いて、加藤凛さん(新潟大学音楽科4年)と対談。八橋検校と京都のお菓子「八ツ橋」の関係や、私が箏を始めたきっかけ、演奏会の苦労などを話した後、邦楽の発声(次の初音曲の冒頭)をお客さんと一緒に唄いました。
舞台転換をして、ピアノと共演で「亡き王女のためのパヴァーヌ」ラヴェル作曲
宮城道雄や中能島欣一と同じ時代の音楽家であるラヴェルの作品をピアノと箏という異色の組み合わせで演奏しました。案外合うんですよ、これが。
ちなみに箏の調絃は「乃木調子」。私、洋楽と共演する時の編曲は、なるべく箏本来の調絃でやる!というこだわりがありまして。ドレミに調絃すれば何ともないのですが、それじゃ箏の良さが出ないと思うんですよね。
ピアノは新潟大学音楽科4年の小林優香さん。
最後は「三つの断章」中能島欣一作曲
アンコールとして、小林さんのピアノと私の箏の伴奏で、全員で中山晋平作曲の「砂山」を合唱して終演となりました。
終演後、この公演の企画運営を行った新潟大学教育学部「音楽学・音楽マネジメント研究室」の学生さんたちと。
ロビーの様子も見ます?
みんな楽しいそうで、いいですね!
そして、これ。今回のチームリーダーである4年生の桑原麻衣さん手書きのチラシ。
この似顔絵を目標にダイエットしたいと思います(笑)
箏独演メインの演奏会という、普段あまり経験したことのない演奏会を終えてホッとしてました。
実はこの企画は、この演奏会に先立って、7月14日(土)に、新潟大学教育学部音楽棟の合唱ホールで公開講座が開かれたのです。市民の方30名を対象に行われました。
箏のコトを色々お話したり、体験したり、ちょっと演奏を聴いてもらったり。
一連の取組が終了しました!
そして翌日は、新潟市東区の東プラザで行われた「新潟開港150周年記念企画 にいがたの未来につなぐ、美しき愛のメッセージ VOL.1 ~郷土にいがたの響き~」
その第一部で演奏してきました。
演奏中の画像はないのですが、午前のリハーサル途中の雰囲気をどうぞ。
今回のメンバーは、ヴァイオリンの廣川抄子さん、チェロの渋谷陽子さん、コントラバスの星野勝彦さん、ソプラノの鈴木規子さん。
演奏曲は・・・
まず全員で「砂山」「浜千鳥」「海」
そして箏ソロで「神仙調舞曲」唯是震一作曲
次に弦トリオで「ハンガリー舞曲」ブラームス作曲
そこに箏が加わって「チャルダッシュ」モンティ作曲
さらに歌も加わって「サンタルチア」「オー・ソレ・ミオ」ナポリ民謡、「踊り明かそう~マイ・フェア・レディより」ロウ作曲
最後は新潟市民歌「砂浜で」を会場で合唱して終演。
第二部は郷土史研究家の小島勝治さんの講演でした。
番外編の画像をどうぞ。東区役所は備品管理がしっかりしているようで(笑)
長々とお付き合いいただきまして、有難うございました。
では、ごきげんよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿