9月4日、生田流箏曲の横山佳世子さんにお声をかけていただいた演奏会が
ありました。
会場は四条烏丸にある京都芸術センターです。昭和初期に建てられた明倫小学校だったところです。
演奏会はこの中の大広間で催されました。
演奏曲は、
山田検校『初音曲』 箏:武藤祥圃
光崎検校『五段砧』 箏高音:横山佳世子 箏低音:武藤祥圃
三橋勾当『根曳の松』 箏:武藤祥圃 三絃:横山佳世子
沢井忠夫『讃歌』 箏:横山佳世子
中能島欣一『さらし幻想曲』 箏:横山佳世子 三絃:武藤祥圃 フルート:細野美樹
かなり中身の濃い5曲です。
チラシにあるように、まさに音魂の噴火・熱いバトル。演奏しながら意識がどこかへ行っているというか昇華している感じでした。おそらく横山さんも同じであったと思います。
手前味噌ながら、これが音楽であると思えるような気持ちでした。
ここまで気分が高揚したのは、前日の夕食のスッポンと、対戦前に横山さんから差し入れられたこれのせいでしょう(笑)
ちなみにスッポンのお店は、京都芸術センターのすぐ近くの瓢亭MARUというお店。詳しくはこちらをご覧ください。美味しかったですよ。
さて演奏写真ですが、まず初音曲。
こちらは、さらし幻想曲。
私だけでは申し訳ないので、さらし幻想曲が終わった後のものを。両手に花です。
フルートの細野さん、同い年でした。しかも誕生日がひと月しか違わず(笑)
この後、楽しい楽しい打ち上げがありました。
この前日は、横山さんの地元茨木市の茨木市市民センターで「横山佳世子の邦楽サロン Vol.2 地歌・箏曲~生田流と山田流の聴き比べ」がありました。演奏を交えながら、様々な勉強ができる感じです。
「山田流を初めて聴いた」という方がほとんどで、なかなか興味を持っていただけました。
とても有意義な大阪・京都でした。
横山さん、今度は東京か大阪で対戦しましょう!
武藤祥圃HP
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