2014年10月6日月曜日

【演奏会報告】根來加奈ソプラノリサイタル

情報は新鮮なうちに!(笑)
昨日10月5日(日)はいつもお世話になっているソプラノの根來加奈さんのリサイタルに出演させていただきました。


会場は新潟市秋葉区にある秋葉区文化会館。昨年できたばかりの新しいホールです。外観はカタツムリのような感じ(笑)

ホール内のデザインもなかなか独特。とにかく天井が高いのです。
舞台で調弦をしている姿を撮られていました(笑)
舞台からの眺めはこんな感じです。
いやー、少し痩せねば・・・


客席から見るとこんな感じ。

背景の“目”のようなものは、どうも“葉”のようです。秋葉区ですからね。これもなかなか独特。


さて、プログラムですが、一部は新潟を拠点に活躍されている作曲家小西奈雅子先生と後藤丹先生の曲。二部はおなじみの日本の歌と、ドニゼッティのオペラアリア「ルチアの狂乱」。とても多彩で根來さんの色々な魅力を楽しめるリサイタルでした。

私は小西先生の作曲された『野辺の歌』に出演させていただきました。

プログラムより
2008年に燕市、福勝寺住職・黒田玲氏から、良寛の和歌で作曲の依頼を受け、翌2009年春に同寺本堂で、春の和歌のみで「春の野に」として初演。
その後、夏、秋を加えて2011年1月に「野辺の歌」として初演。
2013年秋には「雪」(箏と唄のための)として武藤祥圃氏が冬の曲を初演。
今年9月に「雪」をピアノ版に替え、全14曲を初演。今回は一部に箏を添えた編曲で演奏される。

14曲の中から、今回は7曲が演奏されました。どれも素敵な曲でしたよ。
演奏中の写真は入手できたらアップしますね。


アンコールは、出演者総出で「オー・ソレ・ミオ」と、後藤先生が今回のために編曲された「ふるさと」。ピアノ・ヴァイオリン・フルート・ギター・箏が伴奏というもの。これも面白い。


終演後、出演者とスタッフの皆さんで記念撮影。


雪椿会もそうですし、今回の根來さんもそうですし、故郷への愛着もありますが、既成概念や古いしがらみに囚われない新しい感性の音楽を地方から発信していく事は今後重要になるでしょうね。意義もあると思いますし、それが“芸術”だと思います。

さて、次に向かってがんばろう。



武藤祥圃HP






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