まず10月4日(土)のほうから。
「新潟県出身の東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業生による 雪椿会演奏会」
東京では頻繁にある邦楽のリサイタルや演奏会。しかし新潟ではそのような機会に決して恵まれているとは言えません。そこで、新潟の皆さんに邦楽に親しむ機会を少しでも多く持っていただきたい、故郷のために何か貢献したい、新潟から新しい邦楽の流れを発信したい、という気持ちで発足した“雪椿会”。
会名にある「雪椿」は新潟の県花です。新潟県出身者の会としてはこれ以上ないネーミング(笑)
発足メンバーは、市橋京子さん・池田聡子さんと私の三人です。
第一回目の演奏会のゲストは、琴古流尺八の善養寺惠介師。繊細でありながら深い魂を感じる尺八の音色で大いに花を添えていただきました。
会場は、新潟市中央区にある第四銀行本店内にある「だいしホール」。今回は第四銀行さんの支援事業として開催させていただきました。
いくつか写真をどうぞ。
開演前の会場です。集客が心配でしたが、多くのお客様にご来場いただきました。
一曲目。宮城道雄作曲『落葉の踊り』
箏 市橋京子 三絃 武藤祥圃 十七絃 池田聡子
二曲目は市橋さんの独奏で、広橋勾当作曲『菊の露』
三曲目は長沢勝俊作曲の『秋によせる三つの幻想曲』
箏Ⅰ 市橋京子 箏Ⅱ 池田聡子 十七絃 武藤祥圃 尺八 善養寺惠介
ゲストの善養寺惠介師による、普大寺伝『霧海篪(むかいぢ)』
そして最後は、発会を記念して、祝儀曲としても有名な、三橋勾当作曲『根曵の松』
お花もたくさん頂戴しましたが、二つをご紹介。
新潟市三曲連盟会長の真田雅晶先生からのお花(左)と、東京藝術大学音楽学部同声会新潟県支部からのお花(右)です。どちらも素敵なお花です。
また地元のテレビ局NSTさんが演奏会に取材に来てくださり、当日夕方のニュースで紹介してくださいました。有難いことです。
ご来場の皆様、本当に有難うございました。
将来的には、今後の邦楽科卒業生も会員になってもらい、箏曲のみならず、ジャンルや流派を超えて、多彩な邦楽に触れていただける演奏会ができるような“雪椿会”へ成長していけたら、と思っています。
また、この活動を通して、邦楽に興味を持って、我々に続いて専門家を目指してくれる若者が現れてくれる事を切に望みます。
そして、邦楽を元気にしていきたいと思います。
今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。
これに続き、今日終わった根來さんのリサイタルについても書こうと思ったのですが、瞼がとてつもなく重いです・・・
もうダメです。
誤字・脱字があっても大目に見てください(笑)
寝ます。
おやすみなさ・・・
い・・・
武藤祥圃HP
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