2020年6月5日金曜日

言葉がない・・・

今回のブログは、かなり考えが偏っているかもしれない。でも、めぐみさんと同郷で同年代であることもあり、思い入れもある。そしてここ数年の政治不信もある。
そのようなことで、読んでる方で不快になる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは許してください。


今日の夕方、衝撃的なニュースが流れて来ました。
横田滋さんが亡くなった、と。

奥さんや息子さんたちの気持ちを考えると、言葉がない。

今の日本の首相は、この拉致問題も、韓国との様々な問題も、北方領土の問題も、中国との問題も、全て自分が解決するような事を度々おっしゃっていますが。

いますが、だ。

解決した問題がありますか?
長くやってりゃいいってもんじゃありませんよ。

今回のような、人生の半分以上を娘の帰還を祈り続け、途中すでに死亡していると伝えられ、その後孫との対面は果たしたものの、さらに娘の奪還を祈り続け、政治に期待しつつ、裏切られ続けた、尊厳ある人間の“死”をどう思っているのか。

神妙な面持ちで「断腸の思い」などと語ったらしいが、あなたのその表情も言葉も全く信用ならない。見たくもない。まあ情報としてその表情は目に入り、言葉は音として耳には入ってくるのだろうが、どこにもしっくりと落ちないし、どこにも響かない。そして憤りしか感じない。

あなたは平成14年に当時の小泉首相が北朝鮮を訪問し拉致被害者を連れて帰ってきた時に一緒にいたのではないですか?あの時の状況をちゃんと覚えていらっしゃるのですか?そして憲政史上一番長い在任期間を更新している首相そして、これをきちんと自分のこととして考えて、本当に解決しようと思っていらっしゃるのですか?さっきも書きましたが、長いだけじゃ意味ないよ。

「意味のない長い在任期間だよ。」あなたの言ったヤジを模してあえてこう言います。

本当にちゃんと考えていらっしゃいますか?

国民に誓って言えますか?国民の目をみて言えますか?


ほんと、全部口だけ。
もういい加減にして欲しい。

私が新潟出身なので、特にこの問題には思い入れがあるだけなのかもしれない。
でも、何にも代えがたく尊い人間の命、人生をこのような例えようもない悔いを持ったまま終わらせてはいけないと思います。

それを解決できるのは政治しかない。

政治家さんがたにはそのことを自覚し、肝に銘じ続けて欲しい。


今日の満月、雲に霞んでいます。


私の様な仕事をしているとイメージは大切です。あまり偏ったような発言をこのような場で言うのは自分にとってダメージがあるかもしれませんが、新潟県出身者としては言わずにいられませんでした。

滋さん、どうぞ安らかお眠りください。
一日も早く解決の糸口が見いだせることを祈っています。

合掌


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