この念佛寺は浄土真宗大谷派のお寺で、私の家の菩提寺でもあります。
お寺の入口には報恩講の「立て札」がありました。
「報恩講」というのは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の祥月命日の前後に、親鸞聖人に対する報恩謝徳のために営まれる法要のことです。この報恩講の最後にコンサートが開かれます。いままでフルート・ギターなどの演奏もあったそうです。
私はおととしに続いて今年も声をかけていただきました。
これが本堂です。とても立派なお寺です。
この本堂でコンサートが開かれました。
演奏したのは、「時空の旅人」(自作)、「赤壁賦」(中能島欣一作曲)、「恩徳讃」(自作)の3曲。
3曲目の「恩徳讃」は、今年が親鸞聖人750回御遠忌で、この年に演奏会をさせていただけるという事で、新たに作曲しました。
ちなみに「恩徳讃」は「おんどくさん」と読みます。親鸞聖人の『正像末和讃』のなかに収められている『正像末浄土和讃』の58首目です。
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても 報ずべし
師主知識の恩徳も 骨を砕きても 謝すべし
ご住職の齋藤唯宣様にお願いし、ご住職をはじめ、3名の役僧様方に、曲の冒頭、恩徳讃の発声とお念仏、曲の最後にお念仏を唱えていただきました。
このような神聖な場所で演奏させていただき、背筋が伸びる気持ちでした。
最後に記念撮影をさせていただきました!
前列左から、松澤茶照さん(尺八)・私・ご住職齋藤唯宣様・神田様
後列左から、私の祖母・母・ご住職のお母様・滝沢様・石田様
↓は当日の演奏です。
皆さんお元気そうで何よりです。
返信削除寺院での演奏というのは、何かまた特別なものを感じそうですね。今回は親鸞聖人750回御遠忌ということで非常に貴重なコンサートになったのではないでしょうか。
今娘と演奏聞かせていただきました。
バックにカラスの鳴き声が聞こえて、念仏寺の様子が目に浮かんできました。
写真を拝見していっそう念仏寺へ、新潟へ行きたい気持ちがわいてきました。
何にせよ常にさまざまなご縁に感謝したいものですね。
合十(合掌)
>atsukolinさん
返信削除後ろに阿弥陀如来さまがいる状況。背中を向けてよいものかどうか。まぁこの際仕方ないです。
念佛寺、いつ見ても立派なお寺です。
またこういう機会がいただけたらいいなぁと思ってますよ。