3日(日)、新潟市秋葉区の改観寺の本堂で「じょんのびコンサート」がありました。
昼・夜の二回公演。合わせて約250名の方が聴きに来てくださいました。
共演したのは、ヴァイオリンの廣川抄子さんとチェロの渋谷陽子さん。
第一部の幕開けはモーツァルトの『フィガロの結婚』より“恋とはどんなもの”
その後は箏。自作の「回向」
浄土真宗宗祖の親鸞聖人に和讃を歌詞にした曲です。
美声で観客を魅了したとかしないとか(笑)
そしてヴァイオリン・チェロでヘンデル作曲「パッサカリア」
それから3人でピアソラ作曲の「オブリビオン」。タンゴの曲。
アンケートを見ると、これが一番好評だったようです。
第一部最後は・・・
今が旬の「〇〇丸」(←クイズです(笑))のテーマ曲。
十七弦を使ってみました。
そして第二部は、このコンサートの真骨頂。改観寺のご住職が脚本・演出・主演の音楽劇。
今回は「野辺のうた~良寛のしらべ~」
新潟が誇る、僧侶でありながら詩歌にも秀で、あまりの純粋さから生き仏と称された良寛。
この良寛の膨大な歌から14首を選別して小西奈雅子先生が作曲されたか歌曲集を、ヴァイオリン・チェロ・箏で編曲し、演劇に仕立てました。
奥にいらっしゃるのがご住職さま。
スクリーンには和歌などが投影されました。
ちびっ子の熱演も目玉の一つで、大好評!
かわいい男の子3人なのですが、一応モザイクかけました(笑)
これは、子どもたちが凧揚げをしている時、なかなか高くあがらない凧を良寛様が見て、その凧に「天上大風」と書くと、高くあがったというエピソードの部分です。
左奥のツルツル頭の子が良寛さま、手前の二人は村の子ども。凧が高く上がったので「ワーイ!ワーイ!」と喜んでいる所です。
最後は良寛さまの故郷出雲崎からも見える佐渡が歌詞にある「砂山」をお客様と一緒に合唱してじょんのびとしたコンサートを終えました。
このコンサート、今回で12回目だそうです。私はこの度2回目のご縁をいただきました。人の心が通う素敵なお寺でのコンサート、また演奏できる日があるといいな~
お越しくださった皆さま、有難うございました!
武藤祥圃HP
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