2017年4月27日木曜日

「柳都八景」に日本舞踊の振りが付きました


「柳都八景」
平成19年に新潟市が政令指定都市に移行する事を記念して作った曲です。その年に初演をして以来、自分のリサイタルでも演奏したり、様々な舞台で演奏してきました。
平成27年には新潟市芸能まつりメインステージ「にいがた邦楽絵巻」でも約80名で演奏しました。

その後、東アジア文化都市2015の閉幕式(韓国・清州市)や

G7農業大臣会議の夕食会でも演奏した曲で、自作の中では一番のヒット曲(笑)です。


今回この曲に日本舞踊の振り付けをされたのが、花柳幸結耶師。
幸結耶先生のお弟子さんがメインステージをご覧になり、先生に「是非振付けして欲しい」と提案されたそうです。先生も「柳都八景」を聴いて気に入ってくださって、これが実現したわけです。
昨日、完成した振付けを見せていただきました。

伝統芸能の美しさは「型の美しさ」というのが大きい要素で、日本舞踊の振りもさまざまな「型」があります。
「柳都八景」も山田流箏曲の「型」を意識して作った曲なので、古典の雰囲気があります。そこに「型」を重視しながら、歌詞から想像しやすい振りが付いていて、とても素晴らしかったです。

古典のエッセンスがありながらも分かり易く親しみやすい、というのがこれから伝統芸能を現代に生かしていく方法だろうなと思います。そのためには演者が「型」をしっかり身に付けている必要がある訳で、常に精進しないといけないなと思います。

舞踊を見せていただいた後、会場周辺の先生おすすめの店の中の一つ「しまや」さんに行ってお昼を食べて色々お話しました。色々な伝統芸能の横断的な試みをやっていきたいと思います。

道すがらそのおすすめの店をいくつか見たのですが、水曜日がお休みの所がおおくてびっくりしました。飲食業って水曜休みが多いのだろうか?

ま、それはおいておき、記念撮影。

自分の曲に色々な方に魂を入れていただいて成長していく、というのは嬉しいことです。
さ、がんばろっと。







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