2013年4月28日日曜日

【告知】 第3回新潟クラシックストリート

4・5・6月というのは、秋と並んで演奏会が多いシーズンです。
実家の玄関前の塀には出演する演奏会のポスターやチラシを貼っているのですが、ずいぶん賑やかです。


来月は3つ演奏会があるのですが、まず一番近い演奏会のお知らせです。
そのタイトルは・・・


ラ・フォル・ジュルネ新潟2013 関連イベント
第3回 新潟クラシックストリート

日時 5月5日(日) 12:00~21:00



気軽にクラシックを楽しみましょう!というコンセプトで、今回は第3回。モーツァルトをテーマに、新潟市内の21会場で、計100以上の演奏会が行われます。

タイムスケジュールはこんな感じです。

1,000円の1日フリーパスを購入すれば、どの会場でどの演奏を聴くかはあなた次第!というもの。(喫茶店の場合は1ドリンク500円、美術館の場合は入場料が別途必要です。)


で、こんな洋楽だらけのイベントで、箏弾きの私が何をするのかというと・・・

もちろんモーツァルトです、はい。

どうも「武藤は古典の人」というイメージをお持ちの方が多いようですが、モーツァルトだってできるもんっ!シューベルトだってできるもん!しかも、声楽・ピアノとコラボしちゃうもんっ!!(笑)


演奏する曲は、
モーツァルト『きらきら星変奏曲』や『ドン・ジョバンニのセレナーデ』
シューベルト『アヴェ・マリア』

などなど。

今回は、ソプラノの石田祐華利さん、バリトンのMasaさん、ピアノの田村千枝子さんとのコラボレーションです。

ピアノの楽譜を見て、箏の調弦(チューニング)を考え、箏の楽譜にして。ここまでがなかなか骨の折れる作業ですが、できてしまえば後は楽しく弾くだけ!

肝心な事を書き忘れていました。場所と時間です。

時間 午後3時半~
場所 市民プラザ(NEXT21 6F)
定員 300名

詳しくは、新潟クラシックストリート公式サイトでご確認ください。
たくさんあって探すのが一苦労ですが、タイムスケジュールは11番、プログラムは60番です。

皆さ~ん、3時半の市民プラザを軸に計画を立ててくださいね!(笑)





5月は他に、12日(日)は琴古流尺八竹峯会の第40回尺八演奏会、19日(日)は念佛寺での演奏会があります。これはまた後日。



武藤松圃HP

【日常】 やられた~‼

昨日からゴールデンウィークが始まりましたね。皆さんはどんなご予定がありますか?
私は、仕事と休みが半々くらいです。


それはいいとして、盗難にあいました。

調書風に

Q1. 何を盗まれたか?
A1. ハンガーです。
               同型のハンガー  

Q2.場所は?
A2.自宅のベランダです。
               現場


Q3. いつですか?
A3. 今朝です。



Q4.犯人は?
A4.カラスです。



Q5.どれくらい?
A5.3本



Q6.状況は?
A6.ベランダでカサカサ音がしたので見てみると、ハンガーをくわえたカラスがいて、威嚇したら逃げていきました。

               ハンガーをくわえたカラス (イメージ画像)



きっと巣を作る材料にするんでしょう。

               ハンガーによる巣 (イメージ画像)

青いハンガーはクリーニングから戻った時についていた物なので、まあいいとしても、シルバーのハンガーは無印の物。悔しいなぁ。

最近この辺りはカラスが多いんです。ベランダの手すりにとまっている事もしばしば。
何か対策を考えないと・・・



何はともあれ皆様、連休をお楽しみください。





武藤松圃HP

2013年4月26日金曜日

【日常】 キリンの放牧

今ではすっかり東京の風景になじんだ六本木ヒルズですが、今年10周年だそうです。

 “LOVE tokyo roppongi hills 10th”がテーマのようです。

それを記念してキリンの放牧をしているというので、放牧の初日の今日、早速行ってきました。
いたいた!

いたるところに放牧されてます。

枝の葉も食べ(笑)



当然中身は人間です。先に車輪の付いた三脚の上に乗せてあるキリンを二人で操っているんです。前足と首を動かす人と、後ろ足の人。
放牧後の様子のこんな場面をこっそり撮ってみました。
足長っ‼


せっかくなので、森ビル屋上のスカイデッキへ。地上238mだそうです。前にブラタモリでタモリさんが行っていたところですね。


そこからの眺めです。ちょっと霞んでて、それが“TOKYO”って感じでカッコよかったですよ。
東京タワー、ベイエリア方面


新宿方面


屋上ですから、当然ヘリポートもあります。



で、ここと料金がセットになっている森美術館にも。
今は、森美術館10周年記念展 LOVE展をやっています。
「愛」をテーマにした様々なアートが展示してありました。その中で撮影がOKだったのがこれ。
水玉で有名な草間彌生の《愛が呼んでいる》



アートに触れた後はクレープをイート。
これも10周年記念の限定商品らしいです。
苺アイスとストロベリーティラミスって言ったかな。ちょっと忘れてしまいましたが。


そして毛利庭園のハートのオブジェ。テレ朝の報道ステーションで天気予報の中継をしている場所ですね。


暖かい春の昼下がりの六本木散歩でした。



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2013年4月23日火曜日

【日常】 屋根より高い

と言えば鯉のぼり。
昔から鯉のぼりが大好きでなりません。記憶にない小さい頃、すでに鯉のぼりを見ると「アッ!、アッ!」と指差していたそうです。またこの時期になると、実家の庭にポールを立てて、揚げ降ろししていました。

マンションではそうはいきません。


が、今年はベランダに鯉のぼりを立ててみました。我が家の台所、スーパーライフで1,000円で売っていたものを衝動買いしてしまいました。値段のわりにはしっかりしていて、毎日元気に泳いでいます。
スカイツリーと共に。


ちなみに玄関には百均の鯉のぼり。お稽古に来る子供たちは大喜び!ついでに私も大喜びです(笑)






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【演奏会報告】 さろん・ど・遊 お披露目のお茶会

21日(日)、【さろん・ど・遊】《和塾》さんのお披露目のお茶会がありました。場所は、神楽坂にある志満金さんの地下にある山庵(さんあん)という茶室。

この【さろん・ど・遊】《和塾》さんは、「“たしなみごと”をわきまえた、美しい佇まいのおとな」を目指して、着物・お茶・江戸文化などの和の美のたしなみごとを研究されています。

山田流箏曲は江戸で生まれた音楽という事で、今回演奏させていただきました。

とにかく素敵なお茶室で、「まずはお食事をどうぞ」とご案内を受け、部屋へ行ったところこんな感じでした。何となく政治家にでもなった気分でした(笑)

そしてお食事はこちら。言うまでもなく美味でした。

そして、お話と演奏のスタートです。今回の演奏の相棒は、というか、このお話を持ってきてくれたのが、今私の所へお稽古へみえている南博子さん。同じ新潟県出身で、かなりのキャリアの持ち主です。仕事が忙しいにもかかわらず、とてもお稽古熱心な方です。

演奏したのは、まず、私作曲の「さくら~主題と変奏~」

初世藤永検校作曲「八千代獅子」、山田検校作曲「花暦」

箏曲の歴史、江戸と山田流箏曲について話をはさみながら

最後は中能島欣一作曲「三つの断章」

1時間くらいで頼まれていたのですが、いつも通りというか案の定、20分ほど時間オーバーしてしまいました・・・おしゃべりですみません(笑)

【さろん・ど遊】《和塾》さんのお集まりが終わったあと、主宰の岡田美穂様のお点前でお茶をいただき、心落ち着くひと時を過ごしました。
お茶の作法、全く分からずドキドキでした(笑)

そして、こちらは岡田様と、一緒に演奏してくれた南さん(右)と三人での写真です。

皆様とても熱心に聴いてくださり、楽しんでくださったようで、また色々なご縁も持てて有意義な会でした。
やっぱり邦楽器の演奏は和室が向いていますね。
先日日記で書いた、清澄庭園の涼亭での演奏会、真剣に企画しようかな。


岡田様、皆様有難うございました。




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2013年4月18日木曜日

【演奏会報告】 コンチェルト インストアライブ

先週土曜日に、新潟市中央区東堀通2にあるクラシックCD専門店“コンチェルト”さんでインストアライブをやってきました。コンチェルトの佐藤さん、また聴きに来てくださった方々、ありがとうございました。
14時~と15時~の2回やったのですが、どうやら皆さん楽しんでいただけたようです。

演奏した曲は3曲。
まず、新潟はちょうど桜が満開という事で、日本古謡『さくらさくら』を変奏曲風にアレンジしたもの。6月の私の会でも演奏するのですが、それは箏2パートと十七弦なので、それを箏独奏用にしました。こういう誰でも知っている曲を演奏するのは神経を使います。間違えたら一発でバレちゃうし(笑)
2曲目は、流祖山田検校が作った組歌『初音曲』(はつねのきょく)。源氏物語を原典として、光源氏が36歳の時の正月の様子を詠ったものを歌詞としています。組歌は箏の手がシンプルなので、これも気を遣います。
3曲目は中能島欣一の『三つの断章』。これは去年から度々弾いていますが、箏のイメージが一変する曲。
アンコールでは、5月5日にクラシックストリートで演奏するモーツァルトの『きらきら星変奏曲』の一部を弾きました。

これはライブ前に練習している時の模様。佐藤さんのブログからお借りしました。


紋付ではなく、紺の着物に明るい茶系の袴にしてみました。いかがでしょう。

「箏の演奏を、こんなに近くで見たのは初めて!」という方が多く、やりがいがありました。


佐藤さん、いい機会をいただき有難うございました。




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2013年4月12日金曜日

【告知】 いよいよ明日です


新潟市内にあるクラシックCDの専門店、コンチェルトでインストアライブです。




日時 4月13日(土) 午後2時と午後3時の2回

場所 コンチェルト 新潟市中央区東堀通2-488-2 ✆025-225-0300

料金 無料

曲目
『さくら』  日本古謡 武藤松圃編曲
『初音曲』 山田検校作曲
『三つの断章』 中能島欣一作曲


一回約30分程度になるかと思います。白山公園へのお花見のついでに、是非お越し下さい!
猛烈にお待ちしています‼



2013年4月6日土曜日

【仕事】 清澄庭園 演奏したい場所

昨日一昨日と東京は春本番の暖かさ。そんな陽気に誘われて、江東区にある清澄庭園に行ってきました。「東京は自然が少ない」などと言われますが、そんな事は全くなくて、大規模な公園がたくさんあります。新宿御苑をはじめとして、代々木公園や駒沢公園、家の近所では猿江公園や上野公園。とにかく広大な緑と自然に囲まれています。
その一つ、清澄庭園。半蔵門線や都営大江戸線の清澄白河駅からすぐの所にあります。あの有名な紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられています。昭和54年には東京都の名勝に指定されました。

庭園のほとんどが池占めていて、その周辺を散策する感じです。「回遊式林泉庭園」というそうです。
池には、

亀や

鯉や

鴨が遊んでいます。


散策路には岩崎彌太郎が自社の汽船で全国各地から集めた名石もたくさんありました。
桜はオオシマザクラと八重が見ごろですね。


一番奥には「富士山」という築山があります。ここは5月初旬にはツツジとサツキで覆われるそうです。きれいだろうなぁ。


で、この富士山のほど近くに、「涼亭」があります。

「東京では演奏会を開かないのですか?」というお言葉をよくいただくのですが、やるならここでやりたい!と思っているのですよ。
はたして箏の演奏に貸していただけるか、交渉はこれからですが、憧れの場所です。
大人数は無理です。20~30名の定員ですね。

27畳ですし、なにせ池に突き出ている造りですから(笑)



新潟市で行っている「武藤松圃の会」の会場である燕喜館に勝るとも劣らない素敵な場所です。
今年はこれを実行したいと企んでいます。



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2013年4月5日金曜日

【日常】 藝に游ぶ  おすすめイベントご紹介

1月に會津八一記念館から依頼があった曲が出来上がり、先日それを録音したCDを記念館に届けてきました。その曲は、8月に色々な趣向で発表されるのですが、それは後日触れるとして、その際に是非宣伝してください!とのお話でしたので、今日から始まるイベントのご紹介です。私としても、とても興味深い展示会です。


會津八一記念館の企画展「藝に游ぶ 會津八一と宮城道雄」

※“游ぶ”と書いて“あそぶ”と読むそうです。初めてみた字です(笑)

画像のチラシの裏にはこう書いてあります。

 毎年、お正月に流れる名曲「春の海」の作曲家であり、盲目の箏曲家宮城道雄(1894-1956)が2014(平成26)年で生誕120年を迎えます。會津八一記念館では宮城と會津八一(1881-1956)との二人展を開催いたします。
 宮城直門の弟子である會津蘭(八一の養女)の仲介により、八一と宮城は1947(昭和22)年頃から知り合い親交を深めてきました。1955(昭和30)年、宮城が、八一の奈良歌4首を作曲した箏曲「奈良の四季」は、日比谷公会堂で演奏され、八一の歌の調べと奈良の四季の風趣とを巧みに響き合わせたものです。
 書道と邦楽との伝統を重んじながら、つねに独創性を追い求めていた八一と宮城、本展は、宮城道雄記念館所蔵の八一作品や宮城道雄の遺品などを展示します。また養女蘭にまつわる資料も紹介します。加えて宮城は、新潟出身の舞踊家・藤蔭静樹(文化功労者)と、二葉幼稚園の創設者齋藤正直(「佐渡おけさ」を採譜した人物)と親交がありました。二人の交流についてもご紹介します。


CDを届けたのが4月1日で、記念館は展示作業の真っ最中でした。
すると、記念館の方に「あの~、武藤さんに一つお願いがあるのですが・・・」と。
何か伺ってみると、どうも展示の手伝いをして欲しいとの事。会場の二階に行くと、箏が横たわっていて、柱(じ)が置いてありました。

「箏に柱を立てていただきたいのです。」

そんなのは、箏弾きにとっては朝飯前。

なのですが、

なのですが、

その箏は、

宮城道雄が昭和10年まで愛用していた“第一箏”という箏。
かの偉人宮城の箏。さすがに手が震えました。が、とても光栄なお手伝いでした。
御利益があるといいな~。

他に展示されるものを色々見せていただきました。上にも説明がありますが、八一の養女 蘭さんは、新潟の箏曲界でも有名な先生でした。恵香会というご社中で、蘭先生の後は、池端先生、今は奥寺先生が引き継がれて、新潟市三曲連盟で私もお世話になっています。

とても興味深く、開催中に再びお邪魔しようと思っています。

新潟の方はもちろん、県外の方も、新潟にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
6月30日までです。

會津八一記念館




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2013年4月4日木曜日

【告知】 インストアライブがあります

初詣で前厄のお払いをしてもらったせいか、4・5・6月と演奏会ラッシュです。ありがたい事です。

近々にあるのが、新潟市中央区にあるCDショップ「クラシックファクトリー コンチェルト」でのインストアライブ。
詳細は↓です。



日時 4月13日(土) 午後2時と午後3時の2回

場所 コンチェルト 新潟市中央区東堀通2-488-2 ✆025-225-0300

料金 無料

曲目
『さくら』  日本古謡 武藤松圃編曲
『初音曲』 山田検校作曲
『三つの断章』 中能島欣一作曲


私の会のチケットを扱っていただけないか?とお願いに伺ったのをきっかけに、このライブが決まりました。このインストアライブで箏をやるのは初めてだそうです。
だいたい30分くらいのライブです。どうぞご来場ください。

また、コンチェルト佐藤さんのブログも合わせてご覧ください。




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2013年4月3日水曜日

【お知らせ】 チケット販売開始!

平成21年にスタートしたリサイタルシリーズ「山田流箏曲 武藤松圃の会」。
第七回を6月7日(金)・8日(土)に開催します。


今回のテーマは“桜見むとて。”です。6月ですので桜の季節ではないですが(笑)、燕喜館の奥座敷で、皆様に桜満開のごとく華やかな気分になっていただきたいと思っています。

詳細は↓のホームページの特設ページをご覧ください。
山田流箏曲 武藤松圃の会 第七回 ~桜見むとて。~


前回は戦記物の勇ましい曲でしたので、今回はパッと明るい曲をお聴きいただきます。
華麗な箏の音色をお楽しみください。


チケットは、この特設ページから、また箏曲松濤會事務局の他、下記プレイガイドで販売を開始しています。定員が各80名ですので、お早めにお求めください。

とおる邦楽器     ✆025-228-7669   新潟市中央区東堀前通10-1787
新潟伊勢丹      ✆025-242-1111(代) 新潟市中央区八千代1-6-1 5Fプレイガイド
コンチェルト      ✆025-225-0300   新潟市中央区東堀通2-488-2 新潟IHビル1F
文信堂CoCoLo本館 ✆025-241-6218   新潟市中央区花園1-1-1 新潟駅ビル内



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