2017年11月8日水曜日

【演奏会報告】第65回新潟市芸能まつり 第71回三曲演奏会

前回の更新からあっという間に四か月。今更ながら5月にスマホにし、これまた今風にインスタグラムなど始めたため、そっちに気を取られ(笑)、こちらがすっかり疎かになっておりました。
毎度のことながらすみません。

空白の四か月の出来事は追い追い書くとして(おいおい!それ、毎回書いてるぞ。)、とりあえず11月3日の演奏会の報告です。


11月3日は、新潟市三曲連盟主催の「三曲演奏会」。正式には、「第65回新潟市芸能まつり 第71回三曲演奏会 箏・三絃・尺八の響演」です。

第一部は連盟11団体の演奏です。
我が箏曲松濤會は、山田検校作曲「江の島曲(えのしまのきょく)」を演奏しました。
今年は山田流箏曲の流祖山田検校(1757-1817)の生誕260年、そして没後200年というまたとない節目の年。そこで流祖の処女作といわれる「江の島曲」を演奏したわけです。尺八は竹峯会の増井峯庸師。

また今年は子どもたちの舞台を作ろう!ということで、小中学生のお弟子さんがいる団体が合同で一舞台つとめました。
生田流の箏曲蕙香会さんと合同で、私のところにお稽古に来ている小学三年生が出演しました。宮城道雄の「福寿草・吉野山」。そして「さくらさくら」の3曲。お箏を始めて三か月。堂々とした弾きっぷりに将来が楽しみになります。

その他、都山流の好友会さんの助演と生田流の箏曲真和会さんの助演をしました。


第二部は、教えに行っている新潟青陵大学箏曲部の演奏と、各団体の会主の演奏。

都合が悪く出演できなかった学生もいましたが、5名で頑張りました。短大と大学とどちらの学生もいて、実習や授業が忙しく、なかなか全員で合奏する時間が取れないようですが、楽しく、一生懸命弾くことが大切なのです。よくできました!
久本玄智作曲「飛躍」


そして全11団体の会主による「嵯峨の秋」。金屏風に緋毛氈、そして黒の着物。華やかな舞台で千穐楽。

演奏後の楽屋で。箏曲松濤會の本日の出演者で記念撮影。

青陵大学の楽屋へ行くと、待ち受けていたのは・・・
私の誕生祝いサプライズ。楽屋にある黒板に色々と。さすが幼児教育の学生が多いだけある!OGも聴きにきてくれて、プレゼントまでくれました!ありがとね!



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