2011年11月15日火曜日

【日常】 酉の市

昨日酉の市に行ってきました。
場所は浅草の鷲神社。通称おとりさま。

http://www.otorisama.or.jp/
この神社は天日鷲命(あめのひわしのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしています。
そもそもこの酉の市は、11月の酉の日に行われるお祭りで、来る年の開運招福、商売繁盛をお祈りするものです。江戸時代には、松尾芭蕉の弟子其角が「春を待つ 事のはじめの 酉の市」と詠み、正月を迎える最初の祭りとして昔から賑わってきました。
今年の酉の日は、2日14日26日の3回。ちなみに三の酉まである年は火事が多く災いが起こるという故事があります。という事で、今年は火除けのお守りも売られていました。

お参りを済ませ、境内の熊手売り場をひやかします。熊手は幸運をかき込む縁起物。
こんな熊手もありましたよ。

私が熊手を買うのは浅草のよし田さん。
http://info.linkclub.or.jp/nl/2007_11/yoshida.pdf#search

ここは、落語家の林家正蔵さんや、歌舞伎の中村勘三郎丈もご贔屓のお店です。ここは寶船熊手を製造販売する唯一のお店。粋な女将さんがちゃきちゃきと仕切っています。この酉の市では2000個近い手作りの熊手を売り切るそうです。
熊手は毎年少しずつ大きくしていくのが良いと言われているので、今年は去年よりちょっと大きいものにしました。


屋台もたくさん出ていて、お祭り満喫。




それからそれから、さっき中村勘三郎丈もご贔屓の店と書きましたが、ちょうど私が買っている時に、勘三郎丈ご一家もご来店!勘三郎ご夫妻・勘太郎ご夫妻と七緒八ちゃん(勘太郎さんが抱っこしてます)・七之助さん。ミーハーながら思わず撮ってしまいました(笑)



さっそく福がやってきました!




武藤松圃HP
http://www.symphonic-net.com/mutoshowho/

2 件のコメント:

  1. 熊手売りの陰に隠れて目立っていませんが、ご祈祷も行えるそうですよ。

    ちなみに、
    酉の市とは浅草「酉の寺」長國寺(ちょうごくじ)に安置されている、鷲妙見大菩薩を起源にしていると伝えたれていて、宝剣をかざして鷲の背に立つ姿から「おとりさま」と親しまれていたそうです。

    ちょうど先日読んだ本に書いてあったのでちょこっと引用させていただきます。

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  2. >atsukolinさん
    鷲神社と長國寺は同じ敷地にあるんですよ~。
    もっとゆっくりしたかったんだけど、かなりの雨が降ってきて・・・
    ずぶ濡れで帰って来ました。

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