2013年8月16日金曜日

【演奏会報告】 本堂じょんのびコンサート at 改観寺

6月30日、もうずいぶん前になってしまいましたが、今年3月頃から準備を進めていた「本堂じょんのびコンサート  at  改観寺」が行われました。

このコンサートの前々日6月28日の新潟日報に記事が出ました。

新聞効果は絶大です。お陰様で、昼の部は170名、夜の部は90名のお客様が来てくださいました。
当日の新潟の気温は30度。本堂には冷房がありません。我々とお客様の熱気で、会場はかなりの暑さ。ただ、まだ梅雨入りしていなかったのでそこまで湿度が高くなく、気持ちよく演奏できました。

これは昼の部。野口さんと廣川さんの様子をこっそり撮影しました。




今回のコンサート、キーワードは“奇縁”。
まず演奏者。ヴァイオリンの廣川抄子さん、バリトンの野口雅史さん、私。年齢が37・38・39と同年代。藝大卒。そして新潟出身や新潟在住。
特に野口さんは同じ年に入学。学生時代は全く関わりがなかったのですが、藝大の同窓会である同声会、その新潟県支部の総会で昨年の春に初顔合わせ。それ以来何かと縁があり・・・
そして今回目玉のプログラム。シューベルトの『冬の旅』。この冬の旅に、改観寺の副住職さんが脚本を書いた『親鸞上人 越後冬の旅』をコラボさせるという挑戦的なもの。この詩を書いたヴィルヘルム・ミュラーの息子、マックス・ミュラーは、仏教学の研究をし、その教えを受けた南条文雄は仏教研究の基礎を築いた人だとか。これを浄土真宗の改観寺の本堂で上演するというのも奇縁。

ここ数年、人と人との縁の不可思議さ、力強さを実感しています。一つひとつを大切にして活動していこと思います。

廣川さんとは11月・12月にも共演があります。詳細が決まったらお知らせします。


その日の野口さんのブログ「こころひとつ歌いたい」はこちら。マル秘画像も満載です(笑)

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