2016年4月9日土曜日

西新発田高校箏曲部!

今年度から指導しに行くことになった西新発田高校箏曲部。

「西新発田」

「にししんほった」「にししんはった」「にししんはつでん」

正解は「にししばた」です。

新発田市は、新潟市の北東部にあります。今は私が引き継いでいますが、長いこと祖母が稽古場を開いているので、私にとって第二の故郷といったところ。

その新発田市の中心部にある西新発田高校。県内唯一の山田流の箏曲部があります。これまでは同じ山田流の先輩で、この学校の卒業生の八木松峯先生をはじめ、八木先生のご門下の方が60年以上にわたって指導されてきた伝統のある部活です。今回、有難いことに、その八木先生のご推薦で指導しに行くことになりました。

今日は新入生への部活紹介がありました。(ブログの日付的には4月9日ですが、実際は8日にありました)

現在、新2年生が2人います。大会や文化祭で演奏するには、もっと人数が欲しいところ。デモンストレーション演奏では「さくら」を弾きました。新旧の講師も一緒に。

これは幕が開く前。幕の前では校長先生が挨拶をなさっているのですが、不謹慎にも(笑)写真を撮ってみました。しかも笑顔を強要して(笑)
一番左の方がこれまで指導されていた八木社中の石動征子(原暁泉)先生です。

手前は小形さん、奥は杉林さん。先月末から一緒に練習してきたのですが、言った事をスポンジのごとく吸収し表現してくれます。箏2年目の2人。これからびしばし鍛えていきたいと思います(笑)
しかし、最近の部活の演奏によくみられる「大会のため」「変なかっこよさ」を求めるようなことはしたくありません。日本の伝統芸能としての誇りを持って、日本人としての奥ゆかしさや心意気を求める部活にしていきたいと思います。

じゃなきゃ箏をやる意味ないじゃん。←猛烈な心の声


60年以上続いてきた伝統のある部活の指導をする責任と緊張があります。そして私を推薦してくださった八木先生、石動先生に感謝です。

いや~、若い人が箏を弾く姿、やっぱりいいな。箏の楽しさ、美しさ、そして私の持っているもの全てを共有してもらえるよう指導していきたいと思います。
がんばろうね!


武藤祥圃HP



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