2015年12月27日日曜日

東アジア文化都市2015 韓国清州閉幕式 その1

東アジア文化都市2015の韓国清州(チョンジュ)での閉幕式に行ってきました。

そしてうれしい事に、自作の「柳都八景」を演奏してきました。

今回は木村勇一副市長を団長に、計19名の新潟市訪問団でした。


12月22日
08:00 新潟空港集合

09:30 仁川空港へ向けて出港

新潟は曇っていましたが、雲の上に行ってしまえば青い空。そして下に白い雲。

約2時間半の搭乗で韓国ソウル上空へ

12:00 仁川空港着陸。
機内から運び出される楽器達です。楽器屋さんのご厚意でフライトケースをお借りできました。

12:40 入国審査を終えて空港内

前列左は南博子さん、長岡市出身で東京在住。東京のお稽古場に通ってるお弟子さん。今回は十七弦です。
右は母。この写真に写っている4人の平均年齢をあげています(笑)
後列左は寶さん。デザインが専門でしが、今回は映像を担当してくれます。
 


13:15 仁川市内の名品館で昼食。さすが本場、キムチがとてつもなく美味しかったです。

ひたすら食べます(笑)

この後、ZEN韓国という陶磁器の工場を見学しました。

19:00 清州副市長主催の晩餐会。明岩タワーという所。

この一風変わったケーキカットは、尹在吉清州市副市長・木村勇一新潟市副市長・恵新安青島市共産党宣伝部長の三人によるもの。
最初に三人でロウソクの火を消して、ケーキカット。なにか微笑ましい(笑)光景でした。

新潟市文化スポーツ部文化政策課の鈴木浩行課長(中央)、尺八の小林峯昇氏と。

尹在吉清州市副市長(中央)と箏の真田雅晶師と。とても誠実な上にユーモアもある方でした。

21:00過ぎにお開きとなりホテルへ帰ってきました。
泊まったのはラマダプラザ清州
部屋はこんな感じ。ツインをシングルユースです。広い部屋でびっくり。
どっちのベッドに寝るか迷います。


12月23日 閉幕式当日
会場は宿泊と同じホテルです。

午前中はリハーサル。
その後は清州市長主催の午餐会。
料理の写真は撮ってないですが、フルコース。そう、昼から。そう本番前に(笑)

 食後の眠気を我慢して 本番の準備。
韓国のテレビ局KBSの取材を受けました。

なぜ私がって?
それは・・・
今回は「柳都箏竹楽団」として行ったのですが、私、団長だったんです。
私の隣は尺八の瀧沢峯道氏・小林峯昇氏。


いよいよ閉幕式の開幕です。
関係者や清州市民700人以上が集まりました。
舞台の後ろには巨大な液晶画面。さすがサムスンにLG。

一部(芽生え)は清州の芸能団の公演。

二部(花咲く)は中国青島の芸能団の公演。

そして、新潟市「柳都箏竹楽団」による『柳都八景』
箏Ⅰ  武藤祥圃・武藤岡紫圃・長崎雅楽佳叡
箏Ⅱ  真田雅晶
十七弦 南 博子
尺八  瀧沢峯道・小林峯昇
映像  寶 直人

歌詞は韓国語に翻訳して字幕をつけました。

「〽いそのかみ古町賑わう柳都とは、遠く信濃の山中に、湧きたる清水流れきて、大海に注ぐ港町」

時間の関係で、春夏秋冬のうち、夏と冬の部分を抜粋して演奏しました。
これは夏の部分。新潟まつりの花火大会の様子の映像です。
花火の雰囲気を表現した曲調になっています。

韓国・中国の公演が、大音量でかなり動きのある内容だったので、我々のシンプルな洗練された邦楽の演奏が引き立っていたようで、大好評でした。
いや~よかったよかった。

海外で演奏できた事もうれしかったですが、自分の曲を海外で発表できた事も忘れられない出来事となりました。
公演終了後、柳都箏竹楽団全員での記念撮影。
前列左から
小林峯昇・瀧沢峯道・武藤祥圃・真田雅晶・武藤岡紫圃・長崎雅楽佳叡・南博子
後列はデザイナーの寶直人

こちらは、中国青島の公演団(山東芸術大学)の皆さんと。


夕ご飯まで時間があったので、ホテルの周辺を散歩してみました。
ホテル前です。

思っていたほど寒くなかったです。



焼肉店が多いです。清州豚のサムギョプサルが有名なようで、この看板?はきっとその広告でしょうかね。
多分、肉が1.2キロで40,000ウォン(約4,000円)。

この日の夜は、清州市議会議長主催の晩餐会。
カファ韓定食というお店。

今回の訪問団団長の木村勇一新潟副市長です。

これでもか!という勢いで次々と料理がでてきて、最後に揚げた魚とご飯、スープがでてきました。
魚の口が怖い(笑)

こちらは清州側のアシスタントディレクター、シンイムソンさん。
日本語と韓国語、中国語を巧みに使い分けて通訳をされます。
尊敬すべき能力です。
笑顔の素敵な方でした!

ホテルに戻って、新潟市訪問団で記念撮影。ロビーには大きなクリスマスツリーがありました。

続きは「その2」へ



武藤祥圃HP

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