2012年3月11日日曜日

3.11

“もう”なのか“まだ”なのかは分かりませんが、1年が過ぎました。東日本大震災。
去年の今日の東京は寒くて曇っていてました。

これは去年3月11日16時25分にベランダから撮ったもの。低く垂れ込めた雲とお台場のビル火災の煙が同化し、いつもと全く違う空で、とても不気味です。

この写真を見ると、あの日の空気感、あの時の恐怖と不安と虚脱感・絶望感を鮮明に思い出します。

震災から1年という事で日記を書こうと思い書き始めましたが、一体何を書いたらよいのか文章が浮かんできません。いろいろ思いはあるし、考えてはいますが、文章にできない。本当の苦しみ・辛さ・悩みは被災された方以外には分からないと思うし、私がここに書いても、単なる奇麗事になってしまうでしょう。

しかしそれは仕方ないし、それでいいのかもしれません。人に言わずとも、考え続ける・思い続ける。そして何か行動をするという事が大切なんだと思います。

M9の大地震が起きた。
巨大津波で壊滅的な被害を受けた。
原発事故で大量の放射能が放出し、汚染された。
様々な風評被害。噂をする人、それに感化される人がいる。
なかなか進まない復旧と補償。

挙げたらきりがないですが、全てが事実である以上、それらを受け止め、さらに受け入れて生きていかなくてはならないのでしょう。小さくても自分ができる事を積み重ねながら。

合掌




武藤松圃HP
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