2020年4月23日木曜日

戦争とはこういうことなのか

岡江久美子さんが亡くなったというニュース。かなり衝撃的でした。
先日の志村けんさんもそうですが、よくテレビでお見かけする方や、長く活躍している方というのは、何というか“他人”ではないんですよね。心持ちとして。

ですから、志村さんや岡江さんが亡くなるというのは、普段なかなか会えないけど付き合いの深い親戚が亡くなるような気持ちになるのです。共感してくださる方も多いと思います。しかしそれがこう立て続けに起こってしまうと、何とも言えず重苦しいというか、やり切れないというか、現実として処理しきれないというか。とにかく胸が痛くなります。

そして、この嘘のような状況がこれからも続くのでしょう。そればかりか、実際の自分の身近に(いや自分にかもしれないし)起こる可能性が一番高い状況が今なんです。今の状況を「有事」というのでしょう。よく言われていますが、これはウイルスとの戦争である、と。そう。戦時中なんです。なんの罪もない人が突然いなくなってしまう。突然具合が悪くなり入院し、次に会う時は骨になってしまうのです。

なんという非情なことでしょう。

有難いことに今の日本は戦争を直接経験していない世代が多くを占めています。
終戦記念日近辺になると「戦争はよくない」「戦争のない世の中を」等とよく耳にしますし、自分自身もそう思っていました。しかし、それがいかに漠然とした実感のこもっていない、ただの「フレーズ」だったのかと、今思います。

人が殺される。
自分の大切な人が殺される。
死ぬ。自分が敵に殺されるかもしれない。

こんな恐怖を目の当たりにして怯え、周囲を疑心暗鬼の目でみるようになってしまう。人間の理想の姿、心が根本から揺さぶられている現在の状況。

「今さらか?」「今まで何を考えて生きてきたんだ?」と言われるかもしれませんが、
日に日に増える感染者、亡くなる人数の情報に毎日毎日接し、身近に感じていた人の訃報に頻繁に(いままでの平時に比べて)出合う。これはもう異常事態です。こんな毎日を送るようになり、「だから戦争はいけないのだ!」と強く実感するのです。

少々話がずれました。

私は根っからのB型気質だし、すぐ忘れるほう(当然人間なので根に持つこともあります(笑))なので、なんとかなっていますが、このような異常な精神状態が長く続くと、やはりうんざりしてくるし、ネガティブにもなってしまいます。
買い物に行ってレジで並んでる時に、これだけ人との距離をとって!と言われているにも関わらず、後ろの人が何も考えずに近寄ってくると、思わず睨み付けそうになります。マスクを付けずに歩いている人を軽蔑しそうになります。
そのうち無意識に声に出してその人たちに文句を言いそうで嫌です。
これも共感していただける人がほとんどだと思います。

だからこそ、今はみんなもっと意識を高くして、各自が細心の注意を払い、自分のこととして考えないと。戦争という言葉は使いたくないですが、ウイルスからしかけられた戦争、ウイルスから売られた喧嘩なんですから、どうあっても勝たなければなりません。これは「どこかの国と国」ではなく、「世界中の人=人類とウイルス」という想像もつかないようなレベルの戦争、人類のために勝たなければならない戦争です。

だから耐えましょう。我慢しましょう。甘ったれるのはやめましょう。
思考をすべてコロナにする必要はないのでしょうが、もっと深刻に考えるべきです。

物事を大局的にとらえて頑張りましょう。

お願いだから、こういう気持ちを萎えさせるような行動をしたり発言をしないでね、政治家さんたちよ。あんた方は偉いわけでも優れた人種でもないんだから。国と国民のことをもっと真剣に考えろ。
特にトップの方は奥方をちゃんと躾けてくれ。

夜中に書くと入り込んじゃうね。手紙は夜中に書くなっていうのと一緒(笑)

それでは皆さまご機嫌よう。







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